ジョイカードとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョイカードの意味・解説 

ジョイカード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 02:50 UTC 版)

ジョイカードは、かつて仙台市交通局宮城交通が発行していた磁気式乗車カードストアードフェアシステムプリペイドカード)である。

概要

3,000円(利用額3,300円)と5,000円(利用額5,500円)の2種類で発売されていた。スキップカードとは違い、乗継割引は適用されない。これは二重割引を避けるためである。

宮城交通では、スキップジョイカードの名称で発売されていた。当初は仙台市交通局発行のものもスキップジョイカードの名称だったが、2004年平成16年)にデザインが変更され、ジョイカードに名称変更された。また、カードの割引率が9.1%引きに引き上げられたため、自動券売機による回数券の発売が廃止されている。

両社とも、未使用分や途中使用分の払い戻しは不可としている。

適用路線

スキップカードとの利用比較

地下鉄とバスを乗り継ぐ場合、乗継割引は適用されないものの、5,000円のジョイカード(利用額5,500円)とバスカード5,000円(利用額5,850円)と組み合わせて使用した場合、乗継割引を適用した場合よりも割引率が高い。

  • (例)仙台駅から将監団地へ行く場合
    • 現金またはスキップカードによる利用
      • 仙台→泉中央(地下鉄)290円+泉中央駅→将監十二丁目(バス)160円-40円(割引)=410円
    • ジョイカードとバスカードメルシーカード)を組み合わせて利用
      • 仙台→泉中央(地下鉄1回あたり)263.64円+泉中央駅→将監十二丁目(バス1回あたり)136.75円=400.39円

販売箇所

IC乗車カード導入への動き

2014年(平成26年)12月に仙台市地下鉄南北線、2015年に仙台市地下鉄東西線市営バス、および宮城交通の路線バスに、IC乗車カードicscaを導入。これに伴い、2015年12月6日の東西線・仙台市営バスへのicsca導入開始とともに販売停止となった[1]

2016年10月31日には磁気カード乗車券の利用が停止され、同年10月1日より5年間、無手数料で払戻による対応に切り替えられる。払戻額は、使用しているものは残額から販売額面に応じたプレミア分を除した金額、未使用分は販売額免満額が払戻される。

脚注

  1. ^ ICカード乗車券 icsca(イクスカ)について (PDF) 仙台市交通局(2014年5月21日)

関連項目

外部リンク




このページでは「ウィキペディア」からジョイカードを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からジョイカードを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からジョイカード を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョイカード」の関連用語

ジョイカードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョイカードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョイカード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS