ジャン・レイサム=ケーニックとは? わかりやすく解説

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ジャン・レイサム=ケーニック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 09:21 UTC 版)

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ジャン・レイサム=ケーニック

ジャン・レイサム=ケーニックまたはケーニッヒ(Jan Latham-Koenig, 1953年12月15日 - )は、イギリス指揮者

経歴

イングランド生まれ。デンマークポーランド、そしてフランス人貴族の血を引く。英国王立音楽院に学び、ピアノ指揮で多くの受賞を重ねる。1987年に33歳でウィーン国立歌劇場のデビューを飾り、その後1988年から1990年までローマ歌劇場首席客演指揮者、1989年から1992年までポルト国立交響楽団音楽監督、1997年からはストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団とライン国立オペラの総監督を歴任した。

現在はロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、ウィーン国立歌劇場、パリ・ガルニエ宮オペラ・バスティーユトリノ・レージョ劇場プラハ国立歌劇場、またテアトロ・マッシモ英語版などヨーロッパの主要歌劇場、また南米チリサンティアゴ市立劇場スペイン語版にて活動している。その他、後進の育成にも努め、若手奏者を集めて作ったオーケストラを率いてヨーロッパ内で自主公演もしている。

日本との関わり

1991年に初来日した。東京都交響楽団を始めとして、親交の深かった岩城宏之の招聘で実現したオーケストラ・アンサンブル金沢での公演など、おおむね2年おきに来日している。2008年12月には新日本フィルハーモニー交響楽団で、トルコのピアニスト、ファジル・サイとの共演による2つの協奏曲を含むオール・コンツェルト・プログラムを指揮する。

西洋史に詳しく、サマセット・モームの研究家であり、日本文学や日本文化に造詣の深い親日家でもある。国際政治学安全保障問題にも詳しい。

英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語に堪能である。

ロンドンに在住する。

その他

1993年公開のデレク・ジャーマン監督映画『ウィトゲンシュタイン』で音楽を担当した。





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