ジモノ

デジタル大辞泉

じ‐もの

［接尾］《形容詞語尾「じ」＋名詞「もの」から》名詞に付いて、…のようなもの（として）、…であるもの（として）などの意を表す。連用修飾句として用いられることが多い。

「鳥—朝立ちいまして」〈万・二一〇〉

「犬—道に伏してや命過ぎなむ」〈万・八八六〉

じ‐もの〔ヂ‐〕【地物】

読み方：じもの

その土地で産した物。「—の梨(なし)」

じ‐もの〔ヂ‐〕【地者】

読み方：じもの

遊女などに対して、堅気の女。素人の女。地女(じおんな)。

「女郎のは色事、—のは恋路と云ふ物だ」〈滑・浮世床・二〉

歴史民俗用語辞典

地物

読み方：ジモノ（ｊｉｍｏｎｏ）

（１）その土地の産物。
（２）しろうと、普通の女。

別名 地者

地者

読み方：ジモノ（ｊｉｍｏｎｏ）

（１）その土地の産物。
（２）しろうと、普通の女。

別名 地物