シルバートーン_(シアーズ・ローバックのレコードレーベル)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シルバートーン_(シアーズ・ローバックのレコードレーベル)の意味・解説 

シルバートーン (シアーズ・ローバックのレコードレーベル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/10 00:07 UTC 版)

初期の片面録音盤のレーベル。
1920年代のシルバートーンのレコードレーベル

シルバートーンSilvertone)は、20世紀前半に、当時のシアーズ ・ローバック社(Sears, Roebuck and Co.、現在のシアーズ)が、百貨店チェーンや通信販売で販売したレコードのレーベル

シルバートーンのレコードは、1916年から[1][2]1931年に製造され、その後の休止を挟んで1940年から1941年の短期間に復活した。初期のリリースは、水平振動カッティングによる片面録音盤レコードによるものであったが、1910年代後半には、両面録音盤がリリースされるようになった。ほとんどの盤はコロムビア・レコードが製造していたが、一部はパラマウント・レコード(Paramount Records)やジェネット・レコード(Gennett Records)によって製造された。

もともとシアーズ・ローバックは、蓄音機やレコード盤を商品として扱っており、1905年ないし1906年から「ハーバード (Harvard)」という自前のレコードレーベルで、コロムビアの旧盤の再発などを行なっていた。「ハーバード」はその後も蓄音機のブランドとして残ったが、レコードレーベル名は1906年の遅い時期に「オックスフォード (Oxford)」となった[1]

シアーズ・ローバックは、1915年から、蓄音機のブランドとして「シルバートーン」を導入し、レコードレーベルもそれに合わせて「オックスフォード」から「シルバートーン」に改められた[1]

出典・脚注

  1. ^ a b c Allan Sutton. “American Record Labels and Companies, The Sears, Roebuck & Company Record Labels (1905-1950)”. Mainspring Press, LLC.. 2011年4月14日閲覧。
  2. ^ ただし、シアーズの公式なアーカイブでは「1920年代にレコード・レーベルが導入された」とされている。(Silvertone: 1915-1972”. Sears Brands, LLC.. 2011年4月14日閲覧。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シルバートーン_(シアーズ・ローバックのレコードレーベル)」の関連用語

シルバートーン_(シアーズ・ローバックのレコードレーベル)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シルバートーン_(シアーズ・ローバックのレコードレーベル)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシルバートーン (シアーズ・ローバックのレコードレーベル) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS