ザホワイトハイファーザットトラベルド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/15 07:50 UTC 版)
「コリング兄弟」の記事における「ザホワイトハイファーザットトラベルド」の解説
「ザホワイトハイファーザットトラベルド号(The White Heifer that Traveled、直訳すると「旅回りの白雌牛」)」は、兄のロバート・コリングが生産したウシで、ダラムオックス号と同時期のものである。父はコメット号やダラムオックス号と同じくフェイヴァリット号だった。 この雌牛は白毛で、4歳の時点で1820ポンド(約825kg)もの目方があった。さらに2300ポンド(約1043kg)まで成長し、売却された。そして1811年のクリスマスに、ロンドンのピカデリー(Piccadilly)にあった「スリーキングス厩舎(the stables of the Three Kings)」で、「畜産界における世界最大の驚異」として見世物になった。その時点で体重は2488ポンド(約1128kg)に達していたと伝えられている。 ザホワイトハイファーザットトラベルド号も様々な絵画になった。雄牛の「ダラムオックス号」と雌牛の「ザホワイトハイファーザットトラベルド号」は、コリング兄弟の生産するウシが品種としての確立したことを喧伝するものとなった。
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