サーメル・アブー・ハウワーシュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/20 05:41 UTC 版)
サーメル・アブー・ハウワーシュ Samer Abu Hawwash |
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誕生 | 1972年??月??日 レバノン |
職業 | 作家、翻訳家 |
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最終学歴 | レバノン大学 |
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サーメル・アブー・ハウワーシュ(Samer Abu Hawwash, 1972- )は、パレスチナ人の作家、翻訳家。
来歴
彼は1972年、レバノンでパレスチナ難民の家庭に生まれた[1]。1997年にレバノン大学を卒業[1]。彼のデビュー詩集は1997年の『人生はニューヨークで印刷される』であり、これまでに10冊の詩集と小説2作を出版している[1]。彼はまた英語のフィクションおよびノンフィクションを数多く翻訳している。代表的な翻訳には、チャールズ・ブコウスキー、ラングストン・ヒューズ、ジャック・ケルアック、ヤン・マーテル、ハニフ・クレイシ、デニス・ジョンソン、そしてマリリン・ロビンソンの作品がある[2]。
2009年、彼はベイルート39プロジェクトの39名の若手アラブ人作家の一人に選ばれた[2][3]。
彼はベイルートからアラブ首長国連邦に移住し、その後スペインのバルセロナに住んでいる[1]。
日本語翻訳作品
- 「もういいんだ私たちは 誰にも愛されなくても」 (アラビア語原文は2023年10月23日に発表され、同年11月に英訳されたものを原口昌平が日本語に訳し、渡辺真帆、山本薫が監訳。パレスチナの代表的詩人マフムード・ダルウィーシュを思わせる人物が登場する。『現代詩手帖』 67巻5号所収)[1]
脚注
- ^ a b c d e “サーメル・アブー・ハウワーシュ (特集 パレスチナ詩アンソロジー : 抵抗の声を聴く ; パレスチナの現代詩人たち : アンソロジー)”. 現代詩手帖 (思潮社) 67 (5): 33-35. (2024-05).
- ^ a b “Banipal (UK) Magazine of Modern Arab Literature - Contributors - Samer Abu Hawwash”. www.banipal.co.uk. 2025年9月20日閲覧。
- ^ “Hay Festival Beirut39”. www.hayfestival.com. 2025年9月20日閲覧。
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