サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部とは? わかりやすく解説

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サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/29 08:05 UTC 版)

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サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部の空中写真。
2007年5月14日撮影。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部(サンフィールドにほんまつゴルフくらぶ)は、福島県二本松市にあるゴルフ場福島第一原子力発電所事故による放射能汚染のため休業している。

概要

1992年平成4年)に大和産業株式会社により、当時の福島県安達郡岩代町に「岩代・小浜城ゴルフ倶楽部」として開場。2004年7月1日に経営主体が株式会社トータルグリーンに移り、「岩代グリーンカントリークラブ」に名称変更した。翌2005年10月1日には株式会社サンフィールドが買収。運営会社として株式会社サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部を設立し、2006年3月15日にコース名を「Sunfield 二本松ゴルフ倶楽部 岩代コース」に改めた[1]

  • 本社・コース所在地 - 福島県二本松市西新殿字太郎田212番地
  • 面積 - 1,500,000m2、18ホール
  • コース設計 - フジタ

放射能汚染

2011年3月12日に発生した福島第一原子力発電所事故後、ゴルフコースから毎時2~3マイクロシーベルトの放射線量が検出されるようになった。運営会社は、事故の当事者である東京電力に対し汚染の除去を求め、同年8月に東京地方裁判所に仮処分を申し立てた。これに対し東京電力側は「飛散した放射性物質は無主物であり、当社は除去の責任を負わない」と主張[2]。東京地裁は同年10月31日に、「現状でゴルフ場の運営が不可能とは認められない」として[3] ゴルフ場側の訴えを退けた。同ゴルフ場では、7月の福島オープンゴルフ予選の開催を断念、従業員17人も9月までに退職している[2]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 岩代・小浜城ゴルフ倶楽部が経営交代(椿ゴルフ)
  2. ^ a b 前田基行 (2011年11月14日). “プロメテウスの罠 無主物の責任1”. 朝日新聞 
  3. ^ “ゴルフ場除染などを求めた仮処分申し立てを却下”. 読売新聞. (2011年11月14日). http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111114-OYT1T00893.htm 2012年6月24日閲覧。 

外部リンク

座標: 北緯37度31分22.7秒 東経140度32分17.2秒




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