サディアス・ヤングとは？ わかりやすく解説

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サディアス・ヤング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/06/06 09:25 UTC 版)

この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • サデウス・ヤング
サディアス・ヤング
Thaddeus Young
フィラデルフィア・76ersでのヤング
(2010年)
フェニックス・サンズ  No.30
ポジション SF / PF
所属リーグ NBA
シュート 左
基本情報
愛称 Thad-Yo
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1988-06-21) 1988年6月21日（35歳）
出身地 ルイジアナ州ニューオーリンズ
身長 203cm (6 ft 8 in)
体重 107kg (236 lb)
ウィングスパン 212cm  (6 ft 12 in)[1]
キャリア情報
高校 ミッチェル高等学校（英語版）
大学 ジョージア工科大学
NBAドラフト 2007年 / 1巡目 / 全体12位[1]
プロ選手期間 2007年–現在
経歴
2007–2014 フィラデルフィア・76ers
2014–2015 ミネソタ・ティンバーウルブズ
2015–2016 ブルックリン・ネッツ
2016–2019 インディアナ・ペイサーズ
2019–2021 シカゴ・ブルズ
2021–2022 サンアントニオ・スパーズ
2022–2024 トロント・ラプターズ
2024– フェニックス・サンズ
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

サディアス・チャールズ・ヤング・シニア（Thaddeus Charles Young Sr., 1988年6月21日 - ）は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のプロバスケットボール選手。NBAのフェニックス・サンズに所属している。ポジションはスモールフォワード。

経歴

学生時代

高校はテネシー州メンフィスのミッチェル高校に通った。在学中ヤングは3回州のオールチームに選ばれ、2005年には州のミスター・バスケットボールに、2006年にはゲータレード選出のテネシー年間最優秀選手とマクドナルド高校オールアメリカンチームに選ばれた。最終学年の2005-06シーズンに、ヤングは26.9得点13.8リバウンド4.1アシスト4.3スティール3.8ブロックの成績を残し、チームを州のチャンピオンシップ決勝にまで導いた。在学中はクロスカントリーの選手としても活躍した。

高校卒業後はジョージア工科大学に進学。1年目の2006-07シーズンから先発に抜擢され、14.4得点4.9リバウンド、3Pシュート成功率41.9%を記録した。大学では1シーズンだけプレイし、2007年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

NBAキャリア

1巡目12位指名でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団する。ルーキーイヤーとなった2007-08シーズン序盤はベンチスタートだったが、中盤からは先発に抜擢されるようになり、主に得点面で活躍し、チームの3シーズンぶりのプレーオフ進出に貢献した。このシーズンは8.2得点4.2リバウンドの成績を残し、オールルーキーセカンドチームに選出された。

2014年8月23日、クリーブランド・キャバリアーズなどが絡んだ三角トレードで、ミネソタ・ティンバーウルブズに移籍した。

2015年2月19日、ケビン・ガーネットとの交換トレードでブルックリン・ネッツに移籍した。

2016年7月7日、インディアナ・ペイサーズに移籍した[2]。

2019年7月1日、シカゴ・ブルズに移籍した。

2021年8月8日にデマー・デローザンのサイン・アンド・トレードの一環として、ドラフト指名権と共にサンアントニオ・スパーズに移籍した[3]。

2022年2月10日にゴラン・ドラギッチと2022年のドラフト1巡目指名権とのトレードで、ドリュー・ユーバンクス、2022年の2巡目指名権とともにトロント・ラプターズに移籍した[4]。

2024年2月9日にスペンサー・ディンウィディーとのトレードで、デニス・シュルーダーと共にネッツへ放出され、その後解雇された[5]。同月21日にフェニックス・サンズと契約した[6]。

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数   TO  平均ターンオーバー数  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2007–08 PHI 74 22 21.0 .539 .316 .738 4.2 .8 1.0 .1 .9 8.2
2008–09 75 71 34.4 .495 .341 .735 5.0 1.1 1.3 .3 1.6 15.3
2009–10 67 45 32.0 .470 .348 .691 5.2 1.4 1.2 .2 1.9 13.8
2010–11 82 1 26.0 .541 .273 .707 5.3 1.0 1.1 .3 1.2 12.7
2011–12 63 1 27.9 .507 .250 .771 5.2 1.2 1.0 .7 .9 12.8
2012–13 76 76 34.6 .531 .125 .574 7.5 1.6 1.8 .7 1.2 14.8
2013–14 79 78 34.4 .454 .308 .712 6.0 2.3 2.1 .5 2.1 17.9
2014–15 MIN 48 48 33.4 .451 .292 .682 5.1 2.8 1.8 .4 1.6 14.3
BKN 28 20 29.6 .495 .380 .606 5.9 1.4 1.4 .3 1.5 13.8
2014-15計 76 68 32.0 .466 .330 .655 5.4 2.3 1.6 .3 1.5 14.1
2015–16 73 73 33.0 .514 .233 .644 9.0 1.8 1.5 .5 1.9 15.1
2016–17 IND 74 74 30.2 .527 .381 .523 6.1 1.6 1.5 .4 1.3 11.0
2017–18 81 81 32.2 .487 .320 .598 6.3 1.9 1.7 .4 1.3 11.8
2018–19 81 81 30.7 .527 .349 .644 6.5 2.5 1.5 .4 1.5 12.6
2019–20 CHI 64 16 24.9 .448 .356 .583 4.9 1.8 1.4 .4 1.6 10.3
2020–21 68 23 24.3 .559 .267 .628 6.2 4.3 1.1 .6 2.0 12.1
2021–22 SAS 26 1 14.2 .578 .000 .455 3.6 2.3 .9 .3 1.2 6.1
TOR 26 0 18.3 .465 .395 .481 4.4 1.7 .4 .4 .8 6.3
2021-22計 52 1 16.3 .518 .354 .469 4.0 2.0 1.0 .3 1.0 6.2
2022–23 54 9 14.7 .545 .176 .692 3.1 1.4 1.0 .1 .8 4.4
2023–24 23 6 15.2 .621 .167 .417 3.3 2.2 .8 .1 .5 5.0
PHX 10 0 8.9 .524 .000 .333 2.8 .7 .5 .2 .4 2.3
2023-24計 33 6 13.3 .602 .143 .400 3.1 1.7 .7 .2 .5 4.2
通算 1,172 726 28.2 .503 .328 .661 5.6 1.8 1.4 .4 1.4 12.1

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2008 PHI 6 6 26.7 .480 .200 .857 4.5 .7 1.2 .0 .7 10.2
2009 6 6 38.2 .443 .417 .833 4.5 1.3 1.0 .2 1.3 12.0
2011 5 0 25.4 .417 .000 .583 5.8 .8 .8 .2 1.4 11.4
2012 13 0 21.3 .429 --- .710 5.2 1.2 .5 .5 1.2 7.7
2015 BKN 6 6 31.7 .439 .000 .417 7.2 2.7 .8 .2 2.3 10.5
2017 IND 4 4 35.0 .538 .250 .500 9.0 2.5 2.0 .3 1.5 12.0
2018 7 7 33.9 .600 .286 .385 7.7 1.4 1.7 .9 1.0 11.3
2019 4 4 32.5 .429 .250 .571 7.0 3.8 2.8 .8 1.3 10.5
2022 TOR 6 0 14.5 .500 .143 .250 3.0 1.7 .8 .2 .5 3.3
2024 PHX 1 0 3.6 --- --- --- .0 .0 .0 .0 .0 .0
通算 58 33 27.3 .468 .250 .606 5.7 1.6 1.1 .4 1.2 9.3

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2006–07 ジョージア工科 31 31 29.6 .478 .419 .749 4.9 2.0 1.3 .4 14.4

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “Thaddeus-Young”. draftexpress.com (2007年). 2017年10月閲覧。
  2. ^ Nets trade Young to Pacers for 20th overall pick of tonight's draft and future 2nd rounder
  3. ^ “【リポート】デマー・デローザンがサイン＆トレードでブルズへ”. スポーティングニュース (2021年8月4日). 2021年9月28日閲覧。
  4. ^ “SPURS ACQUIRE GORAN DRAGIĆ & 2022 FIRST ROUND PICK”. NBA.com (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
  5. ^ “RAPTORS COMPLETE TRADE WITH NETS” (英語). www.nba.com. 2024年2月9日閲覧。
  6. ^ “Suns sign veteran forward Thaddeus Young” (英語). NBA.com. 2024年2月21日閲覧。

外部リンク

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ジェフ・グリーン (シアトル・スーパーソニック)
2ndチーム
ジャマリオ・ムーン (トロント・ラプターズ)
フアン・カルロス・ナバーロ (メンフィス・グリズリーズ)
サデウス・ヤング(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)　
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