サカ・ティグラハウダー(尖がり帽子のサカ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 07:56 UTC 版)
「サカ」の記事における「サカ・ティグラハウダー(尖がり帽子のサカ)」の解説
ヘロドトスはサカをサカイと表記し、紀元前480年にクセルクセス1世(在位:前486年 - 前456年)のギリシア遠征に参加した部隊として、「尖がり帽子のサカイ」について言及している。 『歴史』巻7-64「サカイ、すなわちスキタイは、先が尖ってピンと立ったキュルバシアという帽子を頭にかぶり、ズボンをはき、自国産の弓、短剣、さらにサガリスと呼ばれる双頭の戦斧を携えていた。彼らは“アミュルギオンのスキタイ”なのであるが、ペルシア人がスキタイ人すべてをサカイと呼ぶため、彼らもサカイと呼ばれていた。」 この部隊を指揮したのはクセルクセス1世の弟であるヒュスタスペス(ヒスタスペス)であった。
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