サイモンズタウンとは? わかりやすく解説

サイモンズタウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 15:43 UTC 版)

サイモンズタウン
Simon's Town

サイモンズタウン
位置
サイモンズタウン
サイモンズタウン (南アフリカ共和国)
サイモンズタウン
サイモンズタウン (西ケープ州)
サイモンズタウン
サイモンズタウン (アフリカ)
座標 : 南緯34度11分36秒 東経18度26分00秒 / 南緯34.19333度 東経18.43333度 / -34.19333; 18.43333
行政
南アフリカ共和国
  西ケープ州
 都市圏 ケープタウン都市圏
 村 サイモンズタウン
地理
面積  
  村域 19.81 km2
人口
人口 (2011年現在)
  村域 6,569人
  備考 [1]
その他
等時帯 南アフリカ標準時 (UTC+2)

サイモンズタウン英語: Simon's Townアフリカーンス語: Simonstad)はケープタウン近くにある南アフリカの村。行政区分上はケープタウン都市圏に属している。Simonstownと表記されることもある。アフリカーンス語での名称はシモンスタッドとなる。人口は6,569人。


概要

フォールス湾岸、ケープ半島東端に位置する。2世紀以上にわたって重要な海軍基地および港となっている。町はケープ植民地総督シモン・ファン・デル・ステル英語版オランダ語版アフリカーンス語版に因んで名付けられた。陸地は海岸線から急勾配で上昇し、海岸線と高台の狭間に絵のように美しい村が広がる。小規模な港は天然の良港とは言えず、山から採取された何千個もの砂岩による防波堤で潮汐から保護される。サイモンズタウンは事実上ケープタウンの郊外に位置し、ケープタウンの商業中心地区から南に延びる鉄道路線の終点である。フォールス湾東岸を走る鉄道路線は壮大な景観が眺められ、悪天候時には潮が列車を濡らすこともある。ケープペンギンの繁殖地のひとつ。南アフリカで最大の海軍基地がある。

町の中心部
サイモンズタウン駅

人口と地理

人種構成(サイモンズタウン) 2011
白人アフリカーナー及び
アングロアフリカン
  
56.4%
バントゥー系民族黒人
  
24.5%
カラード
  
12.7%
アジア系
  
4.4%
母語話者(サイモンズタウン) 2011
英語
  
68.0%
アフリカーンス語
  
18.5%
コサ語
  
3.6%

人口6,569人のうち、西ケープ州で多数派を占めるカラードは12.7%と少ない一方、白人が多いことでも知られており、全体の56.4%と大半を占めている。言語は英語が67.9%、アフリカーンス語が18.5%となっている。

交通

サイモンズタウン駅はケープタウン中央駅から発車するメトロレール南部線(サイモンズタウン線)の終着駅となっており、喜望峰までの観光ルートの拠点となっている。

出身著名人

脚注

  1. ^ Main Place Simon's Town”. Census 2011. 2022年1月10日閲覧。

関連項目

  • サイモンズタウン協定英語版
  • ジャスト・ニューサンス

外部リンク

座標: 南緯34度11分20秒 東経18度26分19秒 / 南緯34.18889度 東経18.43861度 / -34.18889; 18.43861





固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からサイモンズタウンを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からサイモンズタウンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からサイモンズタウン を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サイモンズタウン」の関連用語

サイモンズタウンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サイモンズタウンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサイモンズタウン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS