コイチャヒメウズムシとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > コイチャヒメウズムシの意味・解説 

コイチャヒメウズムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/24 02:40 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
コイチャヒメウズムシ
コイチャヒメウズムシ
分類
: 動物界 Animalia
: 扁形動物門 Platyhelminthes
: 有棒状体綱 Rhabditophora
: 棒腸目 Rhabdocoela
: バラクチヒメウズムシ科 Typhloplanidae
: ボトローメソストマ属 Bothromesostoma
: コイチャヒメウズムシ B. personatum
学名
Bothromesostoma personatum

コイチャヒメウズムシ (Bothromesostoma personatum) とは、扁形動物門 有棒状体綱 棒腸目 バラクチヒメウズムシ科 ボトローメソストマ属に属する自由生活性の扁形動物門の一種。

概要

  • 成体の体長は、3 - 4 mm程度であり、焦げ茶色の体色を有するために、2眼は見えにくい[1][2]
  • 日本においては、主として水田で見つかり、水稲株周辺の水面に多く生息している[1][3]
  • 頭部の先端にある粘着器官でミジンコやユスリカなどの節足動物を捕らえ、腹面中央にある口から咽頭を出して獲物の内部を食べる[1][2]
  • 旧世界および北米に分布する[1]
  • 分類は、分子系統学による記載に従った[4]

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

  • 奥川一之助「12 扁形動物」『日本淡水生物学』図鑑の北隆館、1973年、新版、205-249頁。全国書誌番号:69002198
  • Yamazaki, M.; Asakawa, S.; Murase, J.; Kimura, M. (2012). “Phylogenetic diversity of microturbellarians in Japanese rice paddy fields, with special attention to the genus Stenostomum”. Soil science and plant nutrition 58 (1): 11-23. doi:10.1080/00380768.2012.658350. NAID 110009594818. 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

コイチャヒメウズムシのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コイチャヒメウズムシのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコイチャヒメウズムシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS