ケイジョ・デ・ニーザとは? わかりやすく解説

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ニーザ (チーズ)

(ケイジョ・デ・ニーザ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 07:39 UTC 版)

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ニーザ
Queijo de Nisa[1]
分類 セミハード[2][3]
原料 羊乳
原産国 ポルトガル
原産地 アレンテージョ地方
生産場所 酪農場、工場
生産期間 一年中
形状 円筒状
大きさ 直径12-19cm
高さ3-5
重量 200 - 1300g
脂肪分 45-60%
熟成 45日以上
呼称統制 PDO (1996[4])
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ニーザポルトガル語: Queijo de Nisa[1][4])はポルトガルで生産される、羊乳を原料としたチーズ。名称は産地のひとつニーザに由来する。セミハードタイプに分類され、淡い黄色を見せる中身は引き締まっている。[2]

1996年EU原産地名称保護制度におけるPDO認定を受けている[4]。原料乳はメリーナ・ブランカ種というヒツジの乳を、凝固剤にはチョウセンアザミのおしべを使う[2]

わずかな酸味と羊乳の甘みが感じられ、ワインと相性がよいとされる[2]。“Wine Spectator”誌 (en) が2008年に発行した“100 Great Cheeses”において、新旧さまざまなチーズの中から紹介した100個のうちのひとつに選出されている[5]

脚注

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  1. ^ a b Queijoは日本語ではケイジョと表記される、チーズをさすポルトガル語。本項における日本語表記では『チーズ図鑑』(本間, 増井 & 山田 2009) にならいケイジョを省略している。
  2. ^ a b c d 本間るみ子; 増井和子; 山田友子、文藝春秋編 『チーズ図鑑』 182巻(7版) 株式会社文藝春秋〈文春新書〉、2009年、184頁。ISBN 4-16-660182-2 
  3. ^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り (本間, 増井 & 山田 2009, p. 184) による。
  4. ^ a b c DOOR”. 欧州連合. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月19日閲覧。
  5. ^ The World of Cheese: 100 Great Cheeses”. winespectator.com. 2019年4月21日閲覧。



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