グーゴル可視化装置
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グーゴル可視化装置(グーゴルかしかそうち、Googol-to-One Gear)とは、巨大な数である1グーゴル(10の100乗)のスケールを可視化した装置。
左右50個ずつ、合計100個の歯車が直列に連なって構成されている。歯車は前の歯車の10分の1の速度で回転する為、例えば1枚目の歯車を10回転させると2枚目の歯車が1回転する仕組みになっている。100枚目の歯車は宇宙のすべてのエネルギーを使用しても、1回転できないと計算される。
概要
グーゴル可視化装置は、アメリカの芸術家アーサー・ガンソン(1955年 - )の作品「マシン・イン・コンクリート」が元である。作品は、グーゴル可視化装置の最後の歯車を、コンクリートの中へ入れて固定しているが、1番目の歯車は動き続けているというもの。この作品から、100枚目の歯車はほとんど動いていないに等しい事がわかる。
グーゴル可視化装置は、仮に1番目の歯車を10秒で1回転回したとしても、100枚目の歯車を1回転動かすのにかかる所用時間は10の100乗秒になる。そのため、ちょうど1グーゴル×1秒必要になる。しかし、宇宙の寿命は1グーゴル秒を下回る可能性がある為、絶対に100枚目の歯車は回すことができないのである。また、逆に100枚目の歯車を直接回すと1枚目の歯車は光速(約秒速300万km)を超える速度で回転する計算になる。しかし、これはアインシュタインの相対性理論と矛盾してしまう為、100枚目の歯車を直接回すことは不可能であるとわかる。このことから、宇宙のすべてのエネルギーを使っても1回転できないとわかる。
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