グリーンスリーブスの主題による幻想曲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > グリーンスリーブスの主題による幻想曲の意味・解説 

グリーンスリーヴスによる幻想曲

(グリーンスリーブスの主題による幻想曲 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 08:14 UTC 版)

グリーン・スリーヴス

グリーンスリーヴスによる幻想曲』(Fantasia on Greensleeves)は、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズが作曲した小管弦楽のための小品である。

概要

本作は、ヴォーン・ウィリアムズの作品の中でも最も有名なものであり、イングランドの古い歌『グリーンスリーヴス』に基づく。『グリーンスリーヴス』はエリザベス朝時代から知られており、シェイクスピアの喜劇『ウィンザーの陽気な女房たち』の中でも言及されている。ヴォーン・ウィリアムズはこの喜劇を基にしたオペラ『恋するサー・ジョン』 (Sir John in Love) を1928年に完成したが、その第3幕の間奏曲でこの旋律を用いた。この間奏曲をラルフ・グリーヴズ(Ralph Greaves)が編曲し、独立させた作品が『グリーンスリーヴスによる幻想曲』である。初演は1934年9月27日、ロンドンにおいてヴォーン・ウィリアムズ自身の指揮で行われた。

なお、このグリーヴズの編曲以外にも、様々な編成のための編曲が数多くの人の手で行われているほか、作曲者自身によるピアノ独奏版も存在する。

楽器編成

弦楽合奏ハープ(またはピアノ)、フルート1または2(または独奏ヴァイオリン

楽曲構成

演奏時間は約4分30秒。主に3つの部分からなる。

  1. ヘ短調レント、8分の6拍子でフルート独奏の導入部の後、ヴァイオリンとヴィオラが「グリーンスリーヴス」を奏でる。
  2. イ短調アレグレット、4分の4拍子の中間部ではヴィオラとチェロに新たな旋律が現れるが、これはヴォーン・ウィリアムズがノーフォークで採集した民謡『ラブリー・ジョーン』(Lovely Joan)である。
  3. フルート独奏のカデンツァをはさんで再び導入部と「グリーンスリーヴス」に戻り、静かに曲を閉じる。

参考文献

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グリーンスリーブスの主題による幻想曲」の関連用語

グリーンスリーブスの主題による幻想曲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グリーンスリーブスの主題による幻想曲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグリーンスリーヴスによる幻想曲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS