グリース (曲)とは? わかりやすく解説

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グリース (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 22:34 UTC 版)

グリース
フランキー・ヴァリシングル
初出アルバム『グリース オリジナル・サウンドトラック』
B面 グリース(インストゥルメンタル)
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 1978年4月
ジャンル ファンクブルー・アイド・ソウルディスコ
時間
レーベル RSO レコード
作詞・作曲 バリー・ギブ
プロデュース バリー・ギブ、アルビー・ガルテン英語版、カール・リチャードソン
Gibb-Galuten-Richardson
ゴールドディスク
プラチナディスク
チャート最高順位
フランキー・ヴァリ シングル 年表
「Rainstorm」
(1977年)
グリース
(1978年)
Save Me, Save Me
(1978年)
ミュージックビデオ
Frankie Valli - Grease - YouTube
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グリース」(Grease)は、1978年5月6日に発売されたフランキー・ヴァリのシングル。ソロとしてのフランキー・ヴァリの最大のヒット曲である[1][2]。かねてよりフランキー・ヴァリに曲を書きたいと思っていた、同じくファルセットボイスを得意とするバリー・ギブが制作した楽曲で[1]、同年の映画『グリース』のサウンドトラック・アルバムのオープニングとラスト(Reprise)に収録された作品である[1][3][注釈 1]

「グリース」は、オリビア・ニュートン=ジョンジョン・トラボルタのデュエット曲「愛のデュエット」に続く、サウンドトラック・アルバムからの第2弾シングルとして発売され、ミリオンセラーとなった[3]

背景

映画プロデューサーでRSOレコードロバート・スティグウッド英語版から映画『グリース』の楽曲制作を依頼されたバリー・ギブビージーズのメンバー)は、以前から親交があったフランキー・ヴァリが歌うことを想定して楽曲制作することを決めた[1][3]

ずっとヴァリに楽曲提供したいと考え、そのことをヴァリにも言い続けてきたギブは、これを機に改めてヴァリに声をかけ、自身制作の「グリース」と題する曲のデモテープを彼に送り、人気ミュージカルの『グリース』の映画版のサウンドトラックにするつもりだと伝えた[1]

ヴァリは、出来上がっていた映画を前もって試写していなかったが、ギブから渡されたそのデモテープを聴きながら、13年もブロードウェイで上演されている作品の映画化だから「何かしらいいものがあるはずだ」と思って引受けることを決めた[1]。ギブがプロデュースしたレコーディングでは、ピーター・フランプトンがギターを演奏し、ヴァリのボーカルが吹き込まれた[3]

収録曲

7"シングルレコード
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. グリース バリー・ギブ バリー・ギブ バリー・ギブ
2. グリース (インストゥルメンタル)   バリー・ギブ バリー・ギブ
合計時間:

レコーディング・ミュージシャン

  • フランキー・ヴァリ – リード・ボーカル
  • バリー・ギブ - バック・ボーカル
  • スウィート・インスピレーションズ英語版 – バック・ボーカル
  • ピーター・フランプトン – ギター
  • ジョージ・テリー英語版 – ギター
  • ハロルド・カワー (Harold Cowart) - ベース・ギター
  • ロン・ジーグラー (Ron Ziegler) – ドラム
  • カール・リチャードソン (Karl Richardson) – エンジニア
  • ゲイリー・ブラウン (Gary Brown) – サックス

反響

フランキー・ヴァリの予想を上回る大成功を収めた映画興行により、サウンドトラックも12週にわたって全米1位となり、ヴァリのシングル「グリース」も全米チャートの1位を獲得して、ミリオンセラープラチナディスクとなった[1][4]

日本においては1978年8月1日にシングル「グリース」が発売されて、オリコン週間チャートで47位となった[5]

カバー・アーティスト

脚注

注釈

  1. ^ フランキー・ヴァリの「グリース」は、映画では冒頭のアニメーションのオープニングのタイトル・バックの時にBGMとして流れる。

出典

参考資料

関連項目

外部リンク




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