クロマチウム属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/25 15:17 UTC 版)
クロマチウム属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Chromatium Perty 1852 |
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下位分類(種) | ||||||||||||||||||
他 |
クロマチウム属はクロマチウム科の基準属で、グラム陰性の非芽胞形成嫌気性光合成桿菌。極鞭毛を持ち運動性のある種がある。基準種はクロマチウム・オケニ。属名は色のついたものを意味する。GC含量は18から70。
バクテリオクロロフィルaやカロテノイドといった色素を生産する。幾つかの種は増殖に硫化物とビタミンB12を要求する。細胞内には利用した硫化物が酸化して生じた硫黄粒がみられる。本属の菌は硫黄を硫酸まで酸化する能力がある。
参考文献
- Michael T. Madiganほか著、室伏きみ子、関啓子監訳 『Brock微生物学』 オーム社、2003年4月。ISBN 9784274024887。NCID BA61734511。
- 発酵研究所監修、大嶋泰治ほか編 『IFO微生物学概論』 培風館、2010年12月。ISBN 9784563078119。NCID BB04312618。
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