クレイジー・イン・ラブとは? わかりやすく解説

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クレイジー・イン・ラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 08:06 UTC 版)

「クレイジー・イン・ラブ」を披露するビヨンセとジェイ・Z(2009年、ロンドン

クレイジー・イン・ラブ 」(: Crazy in Love)は、アメリカ合衆国R&B歌手ビヨンセと、ヒップホップラッパージェイ・Zとの共演楽曲である。

概要

映像外部リンク
Beyoncé - Crazy In Love ft. JAY Z - YouTube

ビヨンセとジェイ・Z、プロデューサーのリッチ・ハリスンによって作られ、ビヨンセのソロ・デビュー・アルバム『デンジャラスリィ・イン・ラヴ』の先行シングルとなった。この曲のブラスの部分は、1970年にザ・シャイ・ライツが発表した「Are You My Woman (Tell Me So)」からのサンプリングである。

2003年7月8日に、アルバムからの先行シングルとしてリリースされ、アメリカ合衆国とイギリスのナショナルチャートで首位を獲得し、その他の国でもトップ10入りした。この楽曲にはさまざまな批評も受け、ビヨンセ自身も様々な賞を受賞した。

2021年、「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500 (The RS 500 Greatest Songs of All Time) 」において、16位にランクされている[1]

収録曲

タイアップ

2002年、ビヨンセはペプシコ社と契約。同社のCMに出演するようになり、この曲もBGMとして使われた[2]

また、以下の映画のサウンドトラックに収録されている。

カバー・リミックス

アジア版『デンジャラスリィ・イン・ラブ』には、ラップがF4ヴァネス・ウーによる北京官話のラップに差し替えられたものもある[5]。 この曲は Rockwilder remix, Maurice's Nu Soul remix, and Juniors World remixといったリミックス版があり、クレイジー・イン・ラブのシングルに収録された[6]

この曲はさまざまなバンドにカバーされており、イギリスのロックバンドザ・マジック・ナンバーズがこの曲をカバーした際は、オーストラリアのラジオ局 Triple JのLike a Version CD/DVDの第3巻に収録された。アメリカ合衆国のオルタナティブ・ロックバンド、スウィッチフットは、 Yahoo!のCoverArtという企画でこの曲のカバーを行った[7]。スウィッチフットが曲の fundamental elementをいじる際、スウィッチフットは自身の『ロック魂』を込めたとのこと[7] 。スウィッチフットによるカバー版のビデオは Yahoo! Pepsi Smash websiteで見ることができる。

2003年には、アイルランドのシンガー・ソングライターMickey Joe Harteがチャリティアルバム Even Better Than the Real Thing Vol. 1でアコースティックのカバーをした。これ以外にも、オーストラリアの歌手ジェシカ・マーボイ、イギリスの3人組プッピーニ・シスターズ、ポーランドの歌手 Nina Cieślińska,スコットランドのロックバンド スノウ・パトロールもカバーした。

ザ・マジック・ナンバーズ版は2007年にリリースされたスターバックス (Hear Music) のコンピレーションアルバム Sounds Eclectic: The Covers Projectに収録された。Antony and the Johnsonsがツアーでこの曲のカバーを行ったが、レコーディングはされなかった。

関連項目

  • 渡辺直美(「和製ビヨンセ」としてコントのレパートリーに同曲が用いられる)

脚注

  1. ^ The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
  2. ^ Brand Republic staff (2003年7月16日). “Beyonce smash 'Crazy In Love' features in new Pepsi ad”. Brand Republic. http://www.brandrepublic.com/news/185483/beyonce-smash-crazy-love-features-new-pepsi-ad/ 2008年6月5日閲覧。 
  3. ^ Bridget Jones: The Edge of Reason [UK Bonus Tracks]”. MTV Shop. 2008年6月5日閲覧。
  4. ^ Rocchi, James (2007年9月20日). “Review: Good Luck Chuck”. Cinematical. 2012年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年6月5日閲覧。
  5. ^ Beyoncé: Live at Wembley (CD). Beyoncé Knowles. Asia: Sony BMG Entertainement. 2003.{{cite AV media notes}}: CS1メンテナンス: cite AV media (notes) のothers (カテゴリ)
  6. ^ Crazy in Love (12-inch). Beyoncé Knowles. United States: Sony BMG Entertainement. 2003.{{cite AV media notes}}: CS1メンテナンス: cite AV media (notes) のothers (カテゴリ)
  7. ^ a b Jackson, Kevin (2007年2月7日). “Switchfoot Covers Beyonce's Smash Single”. The Christian Post. http://www.christianpost.com/article/20070207/25657_Switchfoot_Covers_Beyonce's_Smash_Single.htm 2008年6月5日閲覧。 




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