クルドを知る会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/29 10:07 UTC 版)
クルドを知る会(くるどをしるかい)は、日本の市民団体。2003年より在日クルド人への支援を行う[1]。
概要
在日クルド人を主な対象として、多様な文化的背景を持つ人々の支援をする活動を行っている。人々の相談や交流の場を地域に作ったり、具体的な支援や地元住民との相互理解を促すということを目的としている[2]。
2020年には埼玉県川口市や蕨市で暮らすクルド人の女性を対象としたオンラインでの日本語教室を立ち上げた[3]。
コロナ禍におけるクルド人の苦境を支援するために2020年8月にクルド人を支援する相談会を行っていた[4]。
週刊金曜日の2020年11月27日号には、クルドを知る会の代表が寄稿をする。そこでは外国人相談会で見えてきたのはコロナ禍では外国人が切り捨てられていたということであり、このことを批判している[5]。
2023年3月25日には、さいたま市浦和区でトルコ・シリア地震で大きな被害を受けた地域を支援することを目的とするチャリティーの映画上映会を主催した[6]。
脚注
- ^ “叶わない夢…禁止された就労、住民登録、健康保険に加入できない仮放免クルド人 県内で疲弊、コロナで限界|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題”. 叶わない夢…禁止された就労、住民登録、健康保険に加入できない仮放免クルド人 県内で疲弊、コロナで限界|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題. 2025年9月28日閲覧。
- ^ “2020年度助成団体 クルドを知る会(さいたま市)視察報告”. 安全安心な食材で豊かなくらしを応援する、パルシステム埼玉公式ホームページ. 2025年9月28日閲覧。
- ^ “クルド人女性、日本語覚えて外へ オンラインで教室開設:朝日新聞”. 朝日新聞 (2020年12月22日). 2025年9月28日閲覧。
- ^ “<新型コロナ>クルド人困窮、命守る 「仮放免」で就労できず あす川口で相談会:東京新聞デジタル”. 東京新聞デジタル. 2025年9月28日閲覧。
- ^ “特集:「公助」が足りない|週刊金曜日公式サイト”. www.kinyobi.co.jp. 2025年9月28日閲覧。
- ^ “浦和でチャリティー上映会 県内在住クルド人の故郷の震災を支援”. 浦和経済新聞. 2025年9月28日閲覧。
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