キャスター角とは? わかりやすく解説

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キャスター角

英語 caster angle

前輪横から見たときの、キングピン軸鉛直線となす角をいう。キングピン軸の上方が後ろに傾く方向を正(+)とする。キャスター角は普通、FF車では1~3度FR車では3~10度である。キャスター角をつけると、接地面ではキャスタートレールがつく。キャスター角を大きめに設定すると、キャスタートレール効果で、キングピン軸まわりの復元トルク増加しハンドルのもどり、ハンドルの手応え向上させるとともに直進走行時の安定性を増す。反面ハンドル重くなる。また大きなキャスター角は転舵時の外輪ポジティブキャンバー角を減らし限界コーナリング性能向上させる効果もある。

参照 キャスタートレールホイールアライメント
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。


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