キモフスクとは? わかりやすく解説

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キモフスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:17 UTC 版)

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座標: 北緯53度58分 東経38度32分 / 北緯53.967度 東経38.533度 / 53.967; 38.533 キモフスク(キーモフスク、ロシア語: Ки́мовскラテン文字表記の例: Kimovsk)はロシアトゥーラ州の東部にある都市。州都トゥーラからは南東へ77km。

ノヴォモスコフスクドンスコイウズロヴァヤボゴロジツクなどの褐炭生産で栄えた町の東にあり、リャザン州の州境に近い。中央ロシア高地の東の縁にあり、ヴォルガ川水系とドン川水系が交錯している。

人口は、2002年国勢調査では33,169人、1989年ソ連国勢調査では38,294人だった。

歴史

キモフスクはモスクワ褐炭炭田の開発と共に建設された町で、大祖国戦争独ソ戦)の最中の褐炭増産の時期に開かれた。当時、青年共産主義者インターナショナル(Коммунистический интернационал молодёжи、略称はКИМあるいはKIM)という名のコルホーズに多くの褐炭炭鉱が開設された。キモフスクという地名は、このコルホーズの略称の「KIM」にちなむ。

コルホーズの中心集落だったミハーイロフカ(Миха́йловка)に炭鉱住宅地が建設され、1948年都市型集落となってキモフスクと改名し、1952年5月31日に市の地位を得た。1979年には4万を超えた人口は、褐炭の生産が衰えるにつれ減少している。

産業と交通

1990年代に褐炭生産が終了し、主な産業電子工業食品工業建設業などとなっている。

1874年に開業したヴャジマトゥーラボロホヴォウズロヴァヤリャジスク間の鉄道沿線にある。 またバスが、モスクワトゥーラリャザンノヴォモスコフスクウズロヴァヤなどとの間を結ぶ。

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