キム・ハヌル (ゴルファー)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > キム・ハヌル (ゴルファー)の意味・解説 

キム・ハヌル (ゴルファー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 07:39 UTC 版)

 キム・ハヌル 
Kim Ha-neul
基本情報
名前 キム・ハヌル
生年月日 (1988-12-17) 1988年12月17日(35歳)
身長 170 cm (5 ft 7 in)
体重 58 kg (128 lb)
国籍  大韓民国
出身地 京畿道
経歴
大学 建國大學校卒業
プロ転向 2006年
JLPGA入会2017年
JLPGA89期
優勝数
日本LPGA 6(内、公式戦2)
韓国LPGA 8(内、メジャー1)
成績
賞金ランク最高位 韓国女子:1位(2011、2012)
日本女子:4位(2017、2018)
2019年6月4日現在
テンプレートを表示

キム・ハヌル[1](ハングル:김 하늘[2]、漢字:金 하늘[注 1]、英語:Kim Ha-neul1988年12月17日 - )は、大韓民国京畿道出身の元女子プロゴルファーである。所属はハイト眞露

来歴

12歳でゴルフを始める[1]

ジュニア時代は代表常備軍(ナショナルチーム候補生)入りは果たせなかったが[3]、2005年アマチュアとして出場した「韓国女子オープン」で13位タイとなり[4]、注目を集める[3]

高校3年生だった2006年[3]韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)入会[2]。翌2007年に新人王を獲得した[5]

2008年「フェニックスパーククラシック」でKLPGAツアー初優勝[6]。同年は同大会を含めて3勝[7]

2009年ユン・チェヨン等と共に初代「KLPGA広報モデル」に選出[8]、2014年まで6年連続で選出された[9]。(KLPGA広報モデルは前年度KLPGAツアー年間獲得賞金ランキング60位以内の選手から10名程度選出される[10]

2011年メジャー大会「ハイト眞露チャンピオンシップ」を含む3勝[11]、2012年1勝を挙げ[12]、2年連続KLPGAツアー賞金女王となる[3]。2013年1勝[13]

韓国ツアー参戦中に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の試合をテレビ観戦し、『私は日本ツアーで試合をすればもっとレベルアップできる』と考えて、JLPGAツアー挑戦を決意[14]。2014年にJLPGAファイナルクォリファイングトーナメントに進出して14位に入り、同ツアー参加資格を得る[14]

2015年、TPD単年登録者として(呼称は当時)JLPGAツアーに参戦[15]。参戦当初は日本と韓国のゴルフコースのレイアウトの違いに苦しみ、思うように力を発揮出来なかったが[14]、同年9月「マンシングウェアレディース東海クラシック」でJLPGAツアー初優勝[16]。年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)23位となり自身初のシード入り[17]

2016年はJLPGAツアー公式戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を含めて2勝、賞金ランク4位[17]

JLPGA会員制度改正に伴い「2017年サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント優勝」の資格で同会入会を申請し、同時期に申請したイ・ミニョンと共に2017年6月1日付けでJLPGA89期生(インターナショナルプロフェッショナル会員[1])となる[18]。また同年はJLPGAツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」と前述の「サイバー~」を含めて3勝、賞金ランク4位[17]

2018年は賞金ランク29位で、この年まで4年連続賞金シード入りを果たす[17]

2019年は賞金ランク56位(シード選手確定時点では55位)に終わり賞金シード入りを逃したが、2017年の公式戦優勝による3年シードがあるため、2020年シーズンもJLPGAツアーのシード選手として参戦できる[19]

統合シーズンとなった2020-21年は賞金ランク81位でシード権を失うこととなり[17]、同年限りでの引退を発表[20][21]

引退後はYouTubeチャンネルを開設し、YGエンターテインメント傘下の芸能事務所YG KPlus朝鮮語版に所属[22]

出演

テレビ番組

脚注

注釈

  1. ^ 하늘は意味としては「空」であるが、漢字表記はない。

出典

  1. ^ a b c キム ハヌル プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月4日閲覧。
  2. ^ a b 김 하늘”. KLPGA. 2019年6月4日閲覧。
  3. ^ a b c d 【韓国女子ゴルファー図鑑】キム・ハヌルは女子高生の頃から強くて美しかった”. スポーツソウル (2019年3月2日). 2019年6月4日閲覧。
  4. ^ 태영배 제19회 한국여자오픈 골프대회” (朝鮮語). KLPGA (2005年5月15日). 2019年6月4日閲覧。
  5. ^ キム・ハヌル(Ha-Neul Kim)”. ALBA.Net (2017年4月11日). 2019年6月4日閲覧。
  6. ^ 제3회 휘닉스파크 클래식” (朝鮮語). KLPGA (2008年5月2日). 2019年6月4日閲覧。
  7. ^ 김 하늘|KLPGA(朝鮮語)の2008년参照
  8. ^ 「美女ゴルファー」の証!! KLPGA広報モデル10年分を大公開(2ページ目)”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年6月4日閲覧。
  9. ^ 「美女ゴルファー」の証!! KLPGA広報モデル10年分を大公開(3ページ目)”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年6月4日閲覧。
  10. ^ 「美女ゴルファー」の証!! KLPGA広報モデル10年分を大公開(1ページ目)”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年6月4日閲覧。
  11. ^ 김 하늘|KLPGA(朝鮮語)の2011년参照
  12. ^ 김 하늘|KLPGA(朝鮮語)の2012년参照
  13. ^ 김 하늘|KLPGA(朝鮮語)の2013년参照
  14. ^ a b c 2016新シード選手特集 第1回 キム ハヌル”. 日本女子プロゴルフ協会 (2016年2月12日). 2019年6月4日閲覧。
  15. ^ キム ハヌル 年度別大会成績2015”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月4日閲覧。
  16. ^ 【2015】マンシングウェアレディース東海クラシック”. 日本女子プロゴルフ協会 (2015年9月20日). 2019年6月4日閲覧。
  17. ^ a b c d e キム・ハヌル プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
  18. ^ キム・ハヌル&イ・ミニョンがLPGA正会員に”. ALBA.Net (2017年6月1日). 2019年5月7日閲覧。
  19. ^ 2020年シード権確定”. 日本女子プロゴルフ協会 (2019年11月24日). 2019年11月25日閲覧。
  20. ^ キム・ハヌルが明かした現役引退の理由 日本での“思い出”、そして“後悔”は?”. ALBA.Net (2021年10月20日). 2022年4月14日閲覧。
  21. ^ 金明昱 (2021年11月19日). “韓国美女ゴルファー キム・ハヌルが語った「引退の理由と今後」”. FRIDAYデジタル. 2022年4月14日閲覧。
  22. ^ 日本でも人気の韓国女子ゴルファーがモデル事務所所属へ!昨季限りで現役引退のキム・ハヌル”. スポーツソウル (2022年1月15日). 2022年4月14日閲覧。
  23. ^ [夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ 【2017夏の決戦スペシャル】 の番組概要ページ - gooテレビ番組(関東版)]”. gooテレビ番組. NTT Resonant (2017年7月17日). 2019年6月4日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キム・ハヌル (ゴルファー)」の関連用語

キム・ハヌル (ゴルファー)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キム・ハヌル (ゴルファー)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキム・ハヌル (ゴルファー) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS