牙蜑貝
読み方:キバアマガイ(kibaamagai)
アマオブネガイ科の貝
キバアマガイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 10:17 UTC 版)
キバアマガイ | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Nerita (Ritena) plicata (Linnaeus, 1758) |
||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
キバアマガイ(牙蜑貝) | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Plicate nerite |
キバアマガイ(Nerita plicata) はアマオブネガイ科に属する 巻貝の一種である[1]。
外観
3cm以下の丸い形をした巻貝。淡い桃色ないし黄色みをおびたクリーム色で、ときに黒斑を散らす。殻は重厚で、巻きに沿って多数の螺肋をきざむ。殻はD字形で、外唇とくに上下に牙状の歯が突出する。軸唇にも渦巻きに沿って歯が並ぶ。蓋は石灰質で褐色[1][2]。
生態
潮間帯の岩礁上に多数生息し藻類などを食べる。これらのアマオブネガイ科の貝は、雌雄異体で、交尾して子孫を残す。
分布
奄美諸島以南のインド-西太平洋[1]。
人との関係
石垣島で食される。口が狭くて身を抜きにくいが、とても美味い[2]。貝の身が小さいため、そのまま食べるよりも出汁にして調理をすることが多い。
出典
- ^ a b c 奥谷喬司他『改訂新版 世界文化生物大図鑑 貝類』竹之内孝一・中村宏 世界文化社 2004年 ISBN 9784418049042
- ^ a b “市場魚貝類図鑑 キバアマガイ”. ぼうずコンニャク. 2020年4月26日閲覧。
外部リンク
- キバアマガイのページへのリンク