キチンデアセチラーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/23 13:17 UTC 版)
キチンデアセチラーゼ | |||||||||
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識別子 | |||||||||
EC番号 | 3.5.1.41 | ||||||||
CAS登録番号 | 56379-60-3 | ||||||||
データベース | |||||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||||
PRIAM | profile | ||||||||
PDB構造 | RCSB PDB PDBe PDBsum | ||||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / EGO | ||||||||
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キチンデアセチラーゼ(Chitin deacetylase、EC 3.5.1.41)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
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キチン + 水
キトサン + 酢酸
従って、この酵素の基質は、キチンと水の2つ、生成物はキトサンと酢酸の2つである。
この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、キチン アミドヒドロラーゼ(chitin amidohydrolase)である。この酵素は、アミノ糖の代謝に関与する。
構造
2007年末時点で、この酵素の1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、2IW0である。
出典
- Araki Y, Ito E (1974). “A pathway of chitosan formation in Mucor rouxii: enzymatic deacetylation of chitin”. Biochem. Biophys. Res. Commun. 56 (3): 669–75. . .
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