ガラクトースオキシダーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/04 11:11 UTC 版)
ガラクトースオキシダーゼ(galactose oxidase)は、次の化学反応を触媒する酸化還元酵素である。
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D-ガラクトース + O2
D-ガラクトヘキソジアルドース + H2O2
すなわち、この酵素の基質はD-ガラクトースとO2、生成物はD-ガラクトヘキソジアルドースとH2O2である。補因子として銅と、翻訳後修飾から誘導されるCys228およびTyr272の共有結合性架橋結合を含むアミノ酸活性部位が用いられる。
組織名はD-galactose:oxygen 6-oxidoreductaseで、別名にD-galactose oxidase, β-galactose oxidaseがある。
参考文献
- AVIGAD G, AMARAL D, ASENSIO C, HORECKER BL (1962). “The D-galactose oxidase of Polyporus circinatus”. J. Biol. Chem. 237: 2736–43. PMID 13863403.
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