カーボン成形
カーボンコンポジットモノコックを製作する際の手法。凸断面のフレームに対して凹断面の型をつくり、その内側にカーボンファイバーやハニカム材を貼り込み、硬化させて型から抜く手法を雌型成形という。凸型のフレームに対して凸型の型をつくり、その表面にカーボンファイバーやハニカム材を貼り込み、硬化させ型から抜く手法を雄型成形という。雄型成形は、比較的工作が容易だが、でき上がった部品の表面が荒れやすく、フレームを覆う別のカウリングが必要になるが、雌型成形の場合は工作が難しい反面、表面をそのままボディ表皮として用いることができる利点がある。近年の上位カテゴリーのフォーミュラカーの多くは雌型成形フレームを用いる。
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