カーツーム_(映画)とは? わかりやすく解説

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カーツーム (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 19:06 UTC 版)

カーツーム
Khartoum
監督 ベイジル・ディアデン
脚本 ロバート・アードリー
出演者 チャールトン・ヘストン
ローレンス・オリヴィエ
撮影 ハリー・ワックスマン
エドワード・スケイフ
製作会社 Julian Blaustein Productions Ltd.
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 1966年6月9日
1966年10月28日[1]
上映時間 134分
製作国 イギリス
言語 英語
製作費 $6,000,000[2]
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カーツーム』(原題:Khartoum)は、1966年制作のイギリス歴史映画

マフディー戦争ハルツーム包囲戦を題材とした作品。題名の「カーツーム」は、スーダンの首都ハルツームの英語読みである。

あらすじ

英国の半植民地状態にあった頃のスーダンムハンマドの使徒を気取るマフディーは、マフディー戦争と呼ばれる反乱を開始。

エジプト駐留の英軍が討伐に向かうが、マフディー軍はこれを打ち破ったばかりか、武器を奪ってさらに勢力を拡大させる。しかし、英国政府は事態を楽観視しており、かつてのスーダン総督ゴードンを安直に復帰させる。当初ゴードンは地元民に歓迎され、ゴードンを尊敬するマフディーにも歓待されたが、マフディーは戦争はやめないと明言。

ゴードンと英国政府はマフディーを抑えられる人物として有力者ハリールを担ぎ出そうとするが、ハリールはかつてゴードンがハリールの息子を処刑したのを恨んでおり、協力を拒否。援軍のウォルスリー将軍は不真面目で、その間にもマフディー軍は進撃を続け首都カーツームが砲撃される事態に陥る。

英軍はいったんマフディー軍を退却させ、居留民を逃がす作戦を敢行。ゴードンの側近スチュアート大佐が一行に同行するが、途中でマフディー軍に捕まり全員が惨殺される。ゴードンとマフディーの再度の交渉も決裂。ゴードンは帰国を勧められたが拒否、やがてマフディー軍の総攻撃により戦死した。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
NETテレビ
チャールズ・ゴードン チャールトン・ヘストン 納谷悟朗
マフディー ローレンス・オリヴィエ 穂積隆信
バリング卿 アレクサンダー・ノックス
グラッドストン首相 ラルフ・リチャードソン 池田忠夫
グランヴィル卿 マイケル・ホーダーン
スチュアート大佐 リチャード・ジョンソン 小林修
ハーティントン卿 ヒュー・ウィリアムズ
ハリール ジョニー・セッカ
ウォルスリー将軍 ナイジェル・グリーン
キッチナー少佐 ピーター・アーン
ナレーション 矢島正明
不明
その他
小林清志
原田一夫
森山周一郎
大宮悌二
大木民夫
北村弘一
加茂喜久
西田昭市
松村彦次郎
国坂伸
真木恭介
寺島幹夫
加藤正之
緑川稔
水島晋
秋元千賀子
嶋俊介
野本礼三
筈見純
演出 小林守夫
翻訳 木原たけし
効果
調整
制作 東北新社
解説
初回放送 1973年4月7日14日
土曜映画劇場[3]

脚注

  1. ^ 海外の資料では10月8日
  2. ^ Film Producer Lists Trials in Egypt By VINCENT CANBY. New York Times (1923–Current file) [New York, N.Y] 11 January 1966: 19
  3. ^ 再放送1979年3月26日、27日 23:30- TBS

外部リンク


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