カギバガ亜科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 20:02 UTC 版)
カギバガ亜科 Drepaninae は東洋区および旧北区アジアでもっとも多様な一方、新熱帯区とニュージーランドには分布しない。成虫は幅の広い翅を有し、シャクガ科に似る。前翅先端が鉤ないし鎌状に尖る種がよく知られるが、翅頂が尖らないものも少なくない。Oretini族(Oretinae亜科)では口吻が退化し、機能しない。 幼虫は尾脚(腹部末端の腹脚)が退化傾向にあり、鉤爪を欠く。肛上板の先端が突出して尾状になるものとならないものが見られる。
※この「カギバガ亜科」の解説は、「カギバガ科」の解説の一部です。
「カギバガ亜科」を含む「カギバガ科」の記事については、「カギバガ科」の概要を参照ください。
- カギバガ亜科のページへのリンク