オーバーボローイングとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 状態 > 状態 > オーバーボローイングの意味・解説 

オーバーボローイング【overborrowing】

読み方:おーばーぼろーいんぐ

自己資本比べて社債借入金からなる他人資本対す依存度が高く資本構成悪化している状態。借り入れ超過


オーバーボローイング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/03 15:49 UTC 版)

オーバーボローイングとは経営学用語の一つ。企業資金を調達する場合に、それを金融機関などといった外部に過度に依存しているような状態のことを言う。

日本では多くの企業がこのような状態である。第二次世界大戦後の日本では企業が経営を行う場合に金融機関から資金を調達することが容易であったことと、これが税制上で有利であったことからこのようになった企業が増加した。これに加えて好景気の時代には企業は投資意欲がきわめて旺盛であり、そのための資金の調達方法として主に金融機関からの借り入れを利用したことからも日本の企業の多くがオーバーボローイングの状態となっていった。

アメリカやイギリスでは、株式に代わる資金調達方法として減価償却と内部留保の方法をとる企業が多い[1]

脚注

  1. ^ 渡辺敏雄『日本企業社会論』税務経理協会、2008年、115頁

外部リンク




オーバーボローイングと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

オーバーボローイングのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オーバーボローイングのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオーバーボローイング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS