オシンコシンの滝の猫とは? わかりやすく解説

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オシンコシンの滝の猫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/16 15:01 UTC 版)

ノラ
売店前に立つノラ(2009年撮影)
別名・愛称 オシンコシンの滝の猫、オシンノラ、あか
生物 ネコ
死没 2010年3月19日[1]
国籍 日本
備考
オシンコシンの滝の売店に住んでいた看板猫[2]

オシンコシンの滝の猫(おしんこしんのたきのねこ)は、北海道斜里郡斜里町の観光名所オシンコシンの滝にある売店「オシンコシン舘」に住んでいたである[3][2]。通称「ノラ」(本名「あか」)や「オシンノラ」とも呼ばれ、売店の看板猫として観光客に親しまれた[2][4]

2000年代後半には北海道新聞や地元紙『網走タイムズ』がノラを取り上げたほか、旅行記でも紹介され、インターネット上では「メタボ猫」などの愛称とともに全国的に知られる存在となった[3][1][5]

生い立ち

オシンコシンの滝の上流にあるホテル海陽亭を根城としていた時期には、本名の「あか」で呼ばれていた[6]。2005年夏頃、滝の麓にある売店「オシンコシン舘」に現れて以後は「ノラ」と呼ばれるようになり、そのまま売店で暮らすようになった[2]

オシンコシンの滝は知床観光の玄関口の一つであり、観光バスやツーリング客が多く立ち寄る場所である。ノラは売店前で昼寝をしたり、駐車場付近をゆっくり歩いたりする姿が写真や旅行記で紹介され、北海道の旅行者の間で知られた存在となった[3][2]

2005年10月にはTBSのテレビ番組に登場し、知名度が高まった[2]。非常におとなしい性格で、観光客が触っても、カメラを近づけても全く動じない。しかし、『爆笑問題のバク天!』に登場した際には、お笑い芸人レイザーラモンHGのパフォーマンスに驚いて走り去る様子が放映された。

2009年9月、北海道新聞夕刊は「メタボ猫、知床和む ネットで人気『全国区』」と題した記事で、ノラを「ぽってりとした体型のメタボ猫」と紹介し、売店前でくつろぐ姿が観光客の和みとなっていることや、インターネットを通じて全国的な人気を集めていることを報じた[3]

死去とその後

2010年3月19日、ノラは推定15歳で死去した[1][4]。地元紙は、長年にわたり観光客を迎えてきた存在としてノラの死を報じた。また、売店前にノラの石像を設置した追悼コーナーが設けられ、来訪者がメッセージノートに別れの言葉を書き込んでいる様子を伝えている[1][4][7]。売店「オシンコシン舘」では、ノラをモチーフにした「オシンノラせんべい」をオリジナル商品として販売している[8][9]

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b c d 安らかに眠ってね オシンコシンの滝の看板猫ノラ 天国へ」『網走タイムズ』2010年5月13日、6面。2025年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f オシンコシンの滝においでよ 大人気の売店看板猫「ノラ」」『網走タイムズ』2009年5月28日。2025年11月15日閲覧。
  3. ^ a b c d メタボ猫、知床和む ネットで人気「全国区」」『北海道新聞』2009年9月29日。オリジナルの2009年10月2日時点におけるアーカイブ。2013年5月28日閲覧。
  4. ^ a b c 「メタボ猫ノラ天国へ」『北海道新聞』2010年5月13日。
  5. ^ 阿寒湖から知床(ウトロ)までの夏の王道モデルコース4選”. やまやま道東観光交通. やまやま道東観光交通. 2025年11月15日閲覧。
  6. ^ ちょっと見てきて 北海道 オシンコシンの滝のネコ”. デイリーポータルZ. 2025年11月15日閲覧。
  7. ^ 天国に行った知床のノラ 今も人気者 (2010/05/25) 北海道新聞”. 北海道新聞 どうしん動画ニュース (2010年5月25日). 2025年11月16日閲覧。
  8. ^ 観光売店オシンコシン舘”. 一般財団法人日本森林林業振興会旭川支部北見支所. 2025年11月15日閲覧。
  9. ^ 知床観光でおすすめスポットTOP30!”. 北海道観光ガイド. 北海道観光ガイド編集部 (2025年1月28日). 2025年11月15日閲覧。

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