エレクトリック・サンとは? わかりやすく解説

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エレクトリック・サン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/01 02:00 UTC 版)

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エレクトリック・サン
Electric Sun
出身地 ドイツ ハノーファー
ジャンル ヘヴィメタル
ネオクラシカルメタル
活動期間 1978年 - 1986年
レーベル Metronome GMBH、EMI
公式サイト www.ulijonroth.com
旧メンバー ウリ・ジョン・ロート
ウレ・リトゲン
クライヴ・エドワーズ
シダッタ・ゴータマ
クライヴ・バンカー
マイケル・フレクシグ
ニッキー・ムーア
サイモン・フォックス

エレクトリック・サンElectric Sun)は、1978年にスコーピオンズを脱退後、ウリ・ジョン・ロートが結成したヘヴィメタル・バンドである。1979年から1985年の間に3枚のアルバムを録音した[1]

ファースト・アルバム『天地震動〜ジミ・ヘンドリックスの魂に捧ぐ』は1979年にリリースされ、ギタリストでボーカリストも務めるロート、ベーシストのウレ・リトゲン、そしてドラマーのクライヴ・エドワーズをフィーチャーしている。エドワーズはファースト・アルバムの録音直後に脱退した[1]

次のアルバム『ファイヤー・ウインド』は1981年に発表され、新しいドラマーのシダッタ・ゴータマをフィーチャーしていた[1]。その後、バンドは数年にわたってツアーを行っている。最初の2枚のアルバムはトリオ形式だったが、3枚目のアルバムは、よりバンド的なプロジェクトとなった。かつてジェスロ・タルに在籍したベテラン・ドラマーであるクライヴ・バンカーが参加し、リトゲンはもちろん、ボーカリストのマイケル・フレクシグ、ゲスト・ボーカリストのニッキー・ムーアをはじめ、さまざまな歌手やオーケストラ・ミュージシャンも参加した[1]。アルバムのもう一つの特徴は、ロートによるスカイ・ギターの発明であった。1983年からは、ドラマー兼パーカッショニストのサイモン・フォックスがクライヴ・バンカーと一緒に演奏した。

エレクトリック・サンという名義での活動は1986年に終了し、その後のウリ・ジョン・ロートは自分自身の名前の下で、クラシックに影響を受けたロックを追求するようになり、さらなる芸術分野へと注力し続けていった。

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『天地震動〜ジミ・ヘンドリックスの魂に捧ぐ』 - Earthquake (1979年、Brain/Metronome Gmbh)
  • 『ファイヤー・ウインド』 - Fire Wind (1981年、Brain/Metronome Gmbh)
  • 『アストラル・スカイズ〜天空よりの使者』 - Beyond the Astral Skies (1985年、EMI)

脚注

  1. ^ a b c d Colin Larkin, ed (1995). The Guinness Who’s Who of Heavy Metal (Second ed.). Guinness Publishing. p. 119. ISBN 0-85112-656-1. 

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