エルミタージュ版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 05:24 UTC 版)
「アルコレ橋のボナパルト」の記事における「エルミタージュ版」の解説
もともとミュンヘンのロイヒテンベルク公ウジェーヌ・ド・ボアルネのコレクションに由来する。ウジェーヌは1805年にバイエルン王国王女オギュスタ=アメリー・ド・バヴィエールと結婚した。彼女の父マクシミリアン1世は、両親が離婚しさらにイタリアを失ったウジェーヌのために1817年にロヒテンベルク公を創設した。ウジェーヌはフランスに戻らず、ミュンヘンで家族とともに暮らし、1824年に死去。彼の第2子で第3代ロヒテンベルク公を継承したマクシミリアン・ド・ボアルネはロシア大公女マリア・ニコラエヴナと結婚し、サンクトペテルブルクに移り住んだ。こうして絵画はドイツから最終的にロシアにもたらされ、1924年にエルミタージュ美術館に収蔵された。
※この「エルミタージュ版」の解説は、「アルコレ橋のボナパルト」の解説の一部です。
「エルミタージュ版」を含む「アルコレ橋のボナパルト」の記事については、「アルコレ橋のボナパルト」の概要を参照ください。
- エルミタージュ版のページへのリンク