エミリオ・フロレス・マルケスとは? わかりやすく解説

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エミリオ・フロレス・マルケス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/18 06:33 UTC 版)

Emilio Flores Marquez
エミリオ・フロレス・マルケス
生誕 (1908-08-08) 1908年8月8日[1]
プエルトリコ[2]
死没 (2021-08-12) 2021年8月12日(113歳没)
プエルトリコトルヒーヨ・アルト英語版
住居 プエルトリコ[1]
国籍 アメリカ合衆国
職業農家
著名な実績存命男性のうち世界最高齢(2020年5月28日[1] - 2021年8月12日)

エミリオ・フロレス・マルケス(Emilio Flores Marquez、1908年8月8日[1] - 2021年8月12日[3])は、プエルトリコ長寿男性2021年6月30日より世界最高齢の男性としてギネス世界記録に認定されており[1]、年齢に確証がある男性としては世界最後の1908年生まれとなった。

来歴

1908年8月8日、11人兄弟の次男[注釈 1]として生まれる[4]。次男として家事や兄弟の世話を手伝い[4][5]、若い頃から家業であるサトウキビ農園で働いた[2]

その後も農業に従事し、アンドレア・ペレスと結婚[4]。彼女との間に4人の子どもをもうけた[4]

2010年、75年間連れ添った妻・アンドレアが死去[5]。その後はラス・ピエドラス英語版の住宅で2人の子どもの世話を受けながら生活し[4]、ギネス世界記録認定時までに5人の孫と5人のひ孫に恵まれた[4]

2021年6月30日、112歳326日で世界最高齢男性としてギネス世界記録に認定[4][5]。認定時、エミリオは聴力を殆ど失っている状態で、101歳の時にペースメーカーを埋め込む手術を行っていたが、健康状態は良好であったという[1][5]。また、認定に際したインタビューで「(長寿の秘訣は)腹を立てないこと」「幸せに生きるためにはたくさんの愛情と、怒りのない生き方をすること」などと語った[1][4]

同年8月12日トルヒーヨ・アルト英語版で113歳4日で死去した[3]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g “プエルトリコの男性、世界最高齢に 112歳のエミリオ・フロレスさん”. 時事ドットコム (時事通信社). (2021年7月2日). https://www.jiji.com/sp/article?k=2021070200759&g=int 2021年7月5日閲覧。 
  2. ^ a b c “世界最高齢者男性の打ち明ける長寿の秘訣とは”. スプートニク日本ニュース (スプートニク). (2021年7月4日). https://sputniknews.jp/20210704/8507654.html 2021年7月5日閲覧。 
  3. ^ a b Vargas, Salomé Ramírez. “Fallece boricua que tenía el récord Guinness por ser el más viejo del mundo” (スペイン語). Metro. 2021年8月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h エミリオ・フロレス・マルケスさんが112歳で存命中の最高齢男性に認定”. ギネスワールドレコーズジャパン (2021年6月30日). 2021年7月5日閲覧。
  5. ^ a b c d “世界最高齢の男性、プエルトリコのマルケスさん 112歳”. CNN.co.jp (CNN). (2021年7月5日). https://www.cnn.co.jp/world/35173396.html 

注釈

  1. ^ 10人兄弟の長男とする情報源も存在する[2]
記録
先代
ロバート・ウェイトン
存命男性のうち世界最高齢
2020年5月28日 - 2021年8月12日
次代
サトゥルニノ・デ・ラ・フエンテ・ガルシア



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