エゾハマグリとは? わかりやすく解説

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蝦夷蛤

読み方:エゾハマグリ(ezohamaguri)

マルスダレガイ科の貝


エゾハマグリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 04:26 UTC 版)

エゾハマグリ
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 二枚貝綱 Bivalvia
: マルスダレガイ目
: マルスダレガイ科 Veneridae
: エゾハマグリ属 Liocyma 
: エゾハマグリ
L. fluctuosum 
学名
Liocyma fluctuosum (Gould, 1841)
和名
エゾハマグリ

エゾハマグリLiocyma fluctuosum)は、マルスダレガイ目マルスダレガイ科アサリ亜科の二枚貝である。別名、ホソスジハマグリ[1]。北太平洋(北海道以北、アラスカ・カナダまで)に分布(新生代第四紀前期の大桑層から化石が知られている[2])。潮間帯下部から水深140メートルの[3]砂泥底に生息[4]

形態

殻長35ミリ。卵形の殻は弱く膨らみ、薄い。殻表には光沢がある。腹縁内面は平滑[4]。小月面は浅い溝で区切られ、細長い。楯面はない。殻の内側は白色。套線湾入は浅く、三角形に近い[1]

参考文献

  • 『改訂新版 世界文化生物大図鑑 貝類』世界文化社、2004年6月15日。ISBN 4-418-04904-5 
  • 奥谷喬司(編著) 『日本近海産貝類図鑑』(第二版)東海大学出版部、2017年1月30日。 ISBN 978-4-486-01984-8 
  • 横平弘、伊藤潔「釧路沿岸の貝類」『生物教材』第5号、北海道教育大学生物教育尻岸内臨海実験所、1967年、 45-53頁、 ISSN 0288-3848
  • 松浦信臣「金沢地域の大桑層産大型無脊椎動物化石リスト―貝類 ・ウニ類 ・腕足類 ・フジツボ類―」『北陸地質研究所報告』第5号、北陸地質研究所、1996年、 41-53頁、 ISSN 0918-1814

出典



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