デュッセルドルフ・アレーナ
(エスプリ・アレーナ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 09:15 UTC 版)
| デュッセルドルフ・アレーナ Düsseldorf Arena メルクール・シュピール=アレーナ Merkur Spiel-Arena |
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|---|---|
| 施設情報 | |
| 所在地 | |
| 位置 | 北緯51度15分42秒 東経6度43分59秒 / 北緯51.26167度 東経6.73306度座標: 北緯51度15分42秒 東経6度43分59秒 / 北緯51.26167度 東経6.73306度 |
| 起工 | 2002年 |
| 開場 | 2004年9月10日 (こけら落とし) 2005年1月18日 (落成式) |
| 所有者 | Multifunktionsarena Immobiliengesellschaft mbH & Co. KG |
| 運用者 | D.LIVE GmbH & Co. KG |
| グラウンド | 天然芝 |
| ピッチサイズ | 105m × 68m |
| 建設費 | 2億4,000万€ |
| 設計者 | JSK Architekten |
| ウェブサイト | www.merkur-spiel-arena.de |
| 旧称 | |
| LTUアレーナ (2004年-2009年) エスプリ・アレーナ (2009年-2018年) |
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| 使用チーム、大会 | |
| フォルトゥナ・デュッセルドルフ (2004年-) ライン・ファイヤー (2005年-2007年) KFCユルディンゲン05 (2019年-2021年) UEFA EURO 2024 |
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| 収容人員 | |
| 54,600人 (国内試合) 51,500人 (国際試合) 66,000人 (コンサート) |
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デュッセルドルフ・アレーナ(Düsseldorf Arena)は、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフにあるサッカー専用スタジアム。フォルトゥナ・デュッセルドルフがホームスタジアムとして使用している。ライン近くにあったラインシュタディオンを解体した上、2004年に完成した。
概要
スタジアム当初はLTUインターナショナルが命名権を取得して、LTUアレーナと呼ばれていた。命名権が切れた2009年以降、エスプリ・ホールディングスが新たに取得し、エスプリ・アレーナになった[1]。2018年にゲーミング会社ガウゼルマンが命名権を取得。メルクール・シュピール=アレーナ (Merkur Spiel-Arena)と命名された。契約は10年間で1シーズン当たり300万ユーロとなる.[2]。
スタジアムは51500人収容とFIFAワールドカップ基準を満たしているが、2006年のFIFAワールドカップドイツ大会の会場には選ばれなかった(同じヴェストファーレン州からはドルトムント、ケルン、ゲルゼンキルヒェンの3都市が選ばれている)。NFLヨーロッパのワールドボウルでは2005年と2006年に行われた。サッカーのフォルトゥナ・デュッセルドルフの本拠地でもある。
2010年にはアメリカンフットボールの国際親善試合ジャーマン・ジャパン・ボウルが、2010年と2011年にはレース・オブ・チャンピオンズが、2011年に第56回ユーロビジョン・ソング・コンテストの会場に決定した。ただしデュッセルドルフ市の意向によりデュッセルドルフ・アレーナとして変更された[3]。なおサッカーの国際試合も同様。2022年のサッカー日本代表親善試合やUEFA EURO 2024の会場としても使用予定。
またボクシングとしてはウラジミール・クリチコの世界タイトルマッチを2010年3月(対戦相手:エディ・チェンバース)と2012年3月(同:ジャン=マルク・モルメク)に行われた。
2024年のEHF EURO2024開幕戦では53,586人を動員。
開催された主な試合
- 国際Aマッチ (ドイツ代表)
| 日付 | ホームチーム | 結果 | アウェーチーム | 大会 |
|---|---|---|---|---|
| 2005年2月9日 | 2-2 | 親善試合 | ||
| 2007年2月7日 | 3-1 | |||
| 2009年2月11日 | 0-1 | |||
| 2011年10月11日 | 3-1 | UEFA EURO 2012予選 | ||
| 2014年9月3日 | 2-4 | 親善試合 | ||
| 2018年5月23日 | 1-1 | |||
| 2021年6月7日 | 7-1 |
| 日付 | チーム#1 | 結果 | チーム#2 | 大会 |
|---|---|---|---|---|
| 2008年3月26日 | 2-1 | 親善試合 | ||
| 2022年9月23日 | 0-2 | |||
| 2022年9月27日 | 0-0 |
ギャラリー
-
スタジアム周辺の空撮
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2011年の外観
-
2005年の内観
エアベルリン・ワールド
| エアベルリン・ワールド Airberlin world Lena-Arena |
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|---|---|
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| 施設情報 | |
| 所在地 | ドイツ・デュッセルドルフ |
| 起工 | 2011年1月17日 |
| 開場 | 2011年3月26日 |
| 閉場 | 2011年 |
| 取り壊し | 2011年 |
| 所有者 | デュッセルドルフ市 |
| グラウンド | 天然芝 |
| 建設費 | €280万ユーロ |
| 使用チーム、大会 | |
| フォルトゥナ・デュッセルドルフ(2011) UEFA U-17欧州選手権2011予選 |
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| 収容人員 | |
| 20.168人 | |
エアベルリン・ワールドはユーロビジョン・ソング・コンテスト2011開催に伴い、作られた臨時仮設スタジアム。エア・ベルリンが命名権を取得した[4][5]。愛称はレナ・アレーナ[6]。フォルトゥナ・デュッセルドルフのホーム残り3試合とUEFA U-17欧州選手権2011予選の
ドイツVS
ウクライナが行われた。
脚注
- ^ “Neuer Namensgeber vorgestellt” (German). www.ltuarena.de (2009年3月16日). 2009年3月17日閲覧。
- ^ “Esprit-Arena heißt bald Merkur Spielarena: Fortuna Düsseldorf hofft auf Vorteile durch Stadion-Deal”. rp-online.de. Rheinische Post (2018年7月13日). 2018年7月13日閲覧。
- ^ “Sieben Live-Shows beim Eurovision Song Contest” (German). Der Westen (2010年10月25日). 2010年10月26日閲覧。
- ^ Air Berlin fliegt auf Düsseldorfs Ausweichstadion , Stand: 12 März 2011
- ^ "Mobile Fortuna-Arena ist fertig", Stand: 17. März 2011
- ^ derwesten.de: Lena-Arena eröffnet Artikel vom 26. März 2011
関連項目
外部リンク
| 開催イベントとテナント | ||
|---|---|---|
| 先代 テレノール・アリーナ バールム |
ユーロビジョン・ソング・コンテスト 会場 2011 |
次代 バクー・クリスタル・ホール |
| 先代 国家体育場 (北京) |
レース・オブ・チャンピオンズ 決勝戦会場 2010・2011 |
次代 ラジャマンガラ・スタジアム (バンコク) |
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