エスキ・モスク

デジタル大辞泉

エスキ‐モスク【Eski Mosque】

読み方：えすきもすく

トルコ北西部の都市エディルネの旧市街中央部にあるイスラム寺院。トルコ語で「古いモスク」を意味し、エディルネに現存する最古のモスクとして知られる。15世紀初頭、オスマン帝国のスルターン、メフメット1世の時代に建造。18世紀に地震による被害を受けたが、マフムト1世により再建された。エスキジャーミー。

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エスキ・モスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/03/11 01:45 UTC 版)

エスキ・モスク
基本情報
所在地	トルコ エディルネ
座標	北緯41度40分36秒 東経26度33分21秒 / 北緯41.676712度 東経26.555704度 / 41.676712; 26.555704座標: 北緯41度40分36秒 東経26度33分21秒 / 北緯41.676712度 東経26.555704度 / 41.676712; 26.555704
宗教	イスラム教
建設
建築家	Haci Alaeddin, Ömer bin Ibrahim
形式	モスク
様式	オスマン建築
着工	1403年
完成	1414年
建築物
ドーム数	9
ミナレット数	2

エスキ・モスク（トルコ語: Eski Camii、エスキ・ジャーミイ）は、トルコのエディルネにある15世紀初頭のオスマン帝国時代に建設されたモスクである。日本語で旧モスクと表記されることもある。

1403年にエディルネを統治していたスレイマン（Süleyman Çelebi）の命により建設が始まり、1414年に彼の弟であるオスマン帝国皇帝メフメト1世の治世に完成した。エディルネに現存する中では最古のモスクである。

モスクはエディルネ旧市街の中心部にあり、近隣には有名なセリミエ・モスクやユチュ・シェレフェリ・モスクなどがある。モスクの建物は4本の柱に支えられた9個のドームによって覆われている。