ウォーター・ベイビーズ_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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ウォーター・ベイビーズ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 16:20 UTC 版)

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ウォーター・ベイビーズ
マイルス・デイヴィススタジオ・アルバム
リリース
録音 1967年6月7日、13日、23日
1968年11月11日、12日
ジャンル フュージョン
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース テオ・マセロ
専門評論家によるレビュー
マイルス・デイヴィス アルバム 年表
パンゲア
(1975年)
ウォーター・ベイビーズ
(1976年)
ダーク・メイガス
(1977年)
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ウォーター・ベイビーズ』(Water Babies)はマイルス・デイヴィスのスタジオ・アルバム。マイルス・デイヴィスが1970年代に2度引退した際、後半の時期に発売された。様々な様式にわたる「残り物」を集めたもので、1967年のクインテットの『ネフェルティティ』のセッションに始まり、実験的な過渡期である『キリマンジャロの娘』と『イン・ア・サイレント・ウェイ』の間の時期に至るまで、約18か月にわたる期間の録音を聞くことができる。

実際の収録が行われた後何年も経てから発売されたため、1967年に録音されたウェイン・ショーターが作曲した3曲は、1969年のショーターのブルーノートでのアルバム『スーパー・ノヴァ』で先に発表されることになった。その際の演奏はずっとフリー・ジャズ寄りでアヴァンギャルドな演奏となっている。

A面では、デイヴィスの偉大な第2クインテットである、デイヴィス、ショーター、ハンコックウィリアムズカーターの演奏を取り上げている。B面では、ロン・カーターに代わってデイヴ・ホランドがベースを演奏し、チック・コリアが電気ピアノでハービー・ハンコックと共演している。この顔ぶれは『イン・ア・サイレント・ウェイ』を録音したメンバーとほとんど同じで、同アルバムのB面は、この時のセッションから生まれたメンバーによる録音である。ショーターは、このセッションの後、テナー・サックスからソプラノ・サックスに持ち替えている。

収録曲

指定のない曲は全てウェイン・ショーター作。

1976年 LP版

Side one
  1. "Water Babies"– 5:06
  2. "Capricorn" – 8:26
  3. "Sweet Pea" – 7:59
Side two
  1. "Two Faced" – 18:00
  2. "Dual Mr. Anthony Tillmon Williams Process" (Miles Davis, Tony Williams) – 13:20

2002年 再発CD

  1. "Water Babies" – 5:06
  2. "Capricorn" – 8:26
  3. "Sweet Pea" – 7:59
  4. "Two Faced" – 18:00
  5. "Dual Mr. Anthony Tillmon Williams Process" (Miles Davis, Tony Williams) – 13:20
  6. "Splash" (Miles Davis) – 10:05

パーソネル

Tracks 1-3

Tracks 4-6

脚注




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