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ウェイン・グリーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/10 16:46 UTC 版)

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ウェイン・グリーン
原語名 Wayne Green
生誕 Wayne Sanger Green II
(1922-09-03) 1922年9月3日
アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州リトルトン英語版
死没 (2013-09-13) 2013年9月13日(91歳没)
アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州ピーターバラ英語版
国籍 アメリカ合衆国
職業 出版者
著名な実績 73』『80マイクロ英語版』などの創刊
コールサイン W2NSD

ウェイン・サンガー・グリーン2世(Wayne Sanger Green II、1922年9月3日 - 2013年9月13日[1][2])は、アメリカ合衆国の出版者、著述家である。アマチュア無線雑誌『73』やコンピュータ雑誌『80マイクロ英語版』などを創刊したことで知られる。

生涯

グリーンは『CQ Amateur Radio』(US-CQ誌)の元編集者である。その後、自分の出版社であるウェイン・グリーン社を設立し、『73』『80マイクロ英語版』『CDレビュー』『コールドフュージョン』『キロボー・マイクロコンピューティング英語版』『RUN英語版』『インサイダー』『ピコ』の創刊や、その他書籍の出版を行った[3]。また、ソフトウェア会社・インスタント・ソフトウェア英語版を設立した。元妻のヴァージニア・L・グリーンが創刊した『バイト』の創刊から4号までの編集にも関わった。1980年代初頭には、ブラジルのコンピュータ雑誌『Micro Sistemas』の創刊を支援した[4]。1983年に5冊の雑誌を、『コンピュータワールド英語版』を発刊するCWコミュニケーションズに売却した[5]が、その後、ウェイン・グリーン社が同社と合併した[6]

彼はW2NSDのコールサインを持つアマチュア無線家であり[7]、アマチュア無線界、特に古巣のUS-CQ誌やアメリカ無線中継連盟(ARRL)との間でしばしば論争を引き起こした[8]。彼は『73』誌で、自身のコールサインのバクロニムから取った[2]"Never Say Die"というコラムを執筆し、この中でしばしばARRLを批判していた。そのような論争はコンピュータの業界でも起きた。

脚注

  1. ^ Wayne Green: “Wayne's World – News”. 2013年9月15日閲覧。
  2. ^ a b Doug Grant. “Wayne Green has left the building”. 2013年12月4日閲覧。
  3. ^ Robert L. Mitchell (2008年8月15日). “Tech Visionary and Byte Magazine Founder Wayne Green on Changing the World”. cio.com. 2013年6月22日閲覧。
  4. ^ Micro Sistemas – a primeira revista brasileira de microcomputadores (de verdade !)” (Portuguese). mci.org.br (2002年2月6日). 2013年6月22日閲覧。
  5. ^ Needle, David (June 13, 1983). “Wayne Green Sells Computer Magazines to CWCI”. InfoWorld 5 (24): 1. https://books.google.com/books?id=zS8EAAAAMBAJ&pg=PA1. 
  6. ^ Bartimo, Jim (April 9, 1984). “Q&A: Wayne Green”. InfoWorld 6 (15): 76. https://books.google.com/books?id=jC4EAAAAMBAJ&pg=PA76. 
  7. ^ Bob Green (2006年). “W2NSD/1 Wayne Sanger Green II (pdf)”. QSL Cards from the Past. 2013年6月22日閲覧。
  8. ^ 73 Magazine says '73 and QRT'”. ARRL (2003年10月10日). 2013年6月22日閲覧。

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