ウィンネットテクノロジーとは? わかりやすく解説

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ウィンネットテクノロジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 09:58 UTC 版)

ウィンネットテクノロジー株式会社(WIN NET TECHNOLOGY)は、パチスロ機を開発・販売していた企業。本社は神奈川県横浜市中区に当初置かれていたが、2012年東京都大田区蒲田に移転した[1]

概要

パチスロの基準が5号機に移行してから参入した企業の一つであった。自社では機械の開発と販売に専念し、パチスロ機の製造はラスターに委託していた。

パチスロ機の開発以外にパチンコ店向け支援ソフトのASPサービスなどを手がけていたが、パチスロ機の売れ行き不振から経営に行き詰まり、2014年5月に債権者より東京地方裁判所破産を申し立てられ、同年6月23日に破産手続開始決定を受けた[2]。ラスター自体もウィンネットテクノロジー破産の影響に連鎖する形で、2014年12月3日に東京地裁から破産手続開始を受けた[3]

主な機種

機種名 発売年月 備考
大山鳴動 漢みちスロ! 2006年9月 初参入機、みちのくプロレスとのタイアップ機
嗚呼! 我ら日本松柔道部 2007年1月
三国争覇伝 2007年6月
桜姫 2007年7月
ジ アマゾンロード 2008年3月
MAX448 2008年5月
メガラニカ 2008年8月
タワラカワラ 2008年9月
ドリームJラッシュ 2009年9月
スーパーコケコケ 2010年12月
大逆転 2011年6月
デートライン銀河III 2011年9月

その他

社内に柔道部を持ち、同部所属のナウル・ジョサテキがフィジー代表としてロンドンオリンピック(男子柔道・81キロ級)に出場[4]、また開会式ではフィジーの旗手も務めた[5]

脚注

  1. ^ 会社概要 - ウインネットテクノロジー(インターネットアーカイブからのキャッシュページ)
  2. ^ WIN NET TECHNOLOGY株式会社 破産手続き開始決定受ける - 帝国データバンク・2014年7月2日
  3. ^ TSR速報 (株)ラスター東京商工リサーチ 2014年12月11日
  4. ^ ウィンネット柔道部選手がロンドン五輪へ(@グリーンべると、2012年5月28日)
  5. ^ 日本育ちの柔道家、母国の大役に=フィジーのナウル時事通信、2012年7月27日)

外部リンク




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