ウィリアムザサード
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| ウィリアムザサード | |
|---|---|
| 品種 | サラブレッド | 
| 性別 | 牡 | 
| 毛色 | 鹿毛 | 
| 生誕 | 1898年 | 
| 死没 | 1917年2月2日 | 
| 父 | セントサイモン | 
| 母 | グラヴィティ | 
| 生国 |   | 
   
| 生産者 | 第6代ポートランド公爵 | 
| 馬主 | 第6代ポートランド公爵 | 
| 調教師 | ジョン・ポーター | 
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 14戦10勝 | 
| 獲得賞金 | 13,578ポンド | 
ウィリアムザサード (William the Third) とは、イギリスの競走馬、種牡馬である。
父セントサイモンのオーナーとして知られる第6代ポートランド公爵が晩年に生産した名ステイヤーでセントサイモン最後の名馬といわれる[誰によって?]。
経歴
2歳時は10月に一度だけ走り、8頭立ての着外。
3歳時は4月から2連勝の後、迎えたニューマーケットステークスでは2000ギニー2着で後のセントレジャーステークス勝馬ドリクレスを破り、単勝15倍を超える穴馬として臨んだダービーステークスでは1番人気ヴォロディオフスキーと最後まで競り合って3/4馬身差の2着に善戦した。
4歳時、アスコットゴールドカップではヴォロディオフスキー、前年のアスコットゴールドカップ馬サントイ、オークス馬キャップアンドベルズ、パリ大賞の勝馬シェリといった錚々たるメンバーをまとめて下す5馬身差の圧勝を決め、さらにその翌日には3マイルの長丁場クイーンアレクサンドラプレートに出走し、後続を6馬身ちぎって圧勝した。9月にはドンカスターカップを8馬身差で完勝した。
5歳時、アスコットゴールドカップ連覇を目指して調教を続けていたが、調教中に石につまずき、つなぎを痛めて引退した。
種牡馬として
種牡馬入り後は1911,14年にイギリスサイアーランキングで2位につけた。1922年にはイギリスチャンピオンブルードメアサイアーとなった。
主な産駒
- ウィルオニキスWillonyx - アスコットゴールドカップ、ジョッキークラブカップ
 - ウィンキーWinkie - ファーラップの母となるエントリーティEntreatyの父
 
外部リンク
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