イーヴィル・ウーマン
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「イーヴィル・ウーマン」 | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ の シングル | ||||
初出アルバム『フェイス・ザ・ミュージック』 | ||||
B面 | 10538 序曲 (Live Version) | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | ミュンヘン、ミュージックランド・スタジオ(1975年) | |||
ジャンル | ディスコ | |||
時間 | ||||
レーベル | ジェット・レコード(![]() ユナイテッド・アーティスツ・レコード( ![]() |
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作詞・作曲 | ジェフ・リン | |||
プロデュース | ジェフ・リン | |||
チャート最高順位 | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ シングル 年表 | ||||
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「イーヴィル・ウーマン」 (Evil Woman) は、エレクトリック・ライト・オーケストラが1975年に発表した楽曲。前作までのシンフォニー風の楽曲に代わって、全盛期ELOに見られるポップアレンジを初めて本格的に導入した、グループの記念碑的な曲。
概要
時代を意識したディスコ風のアレンジが取り入れられている。タイトル及び歌詞の「悪女」が誰を意識したものなのかは不明[注 1]。
アルバム「フェイス・ザ・ミュージック」の他の収録曲は既にバンド録音が済んでいたが、もう一曲ほどアルバムに必要だと考えたジェフが、彼にとっても異例の速さで書き上げた。このような作曲背景と裏腹に、結果的にシングルカットされ、英米共にヒットした。これはグループにとって初の快挙である。
コンサートでは毎回のように取り上げられ、盛り上げ役として多くは二曲目に演奏される[注 2]。また、第57回グラミー賞授賞式では、この曲のショートバージョンとミスター・ブルー・スカイがメドレーで披露された[注 3]。
その他
- アルバムバージョンではイントロの前に短いストリングスの幕間が収録されている。
- 歌詞中の「There's a hole in my head where the rain comes in(頭に雨漏りの穴がある)」は、ザ・ビートルズの楽曲「フィクシング・ア・ホール」へのオマージュと見られている。
- 同アルバムに収録されている「ナイトライダー」のストリングスパート(3:15-3:19)が逆再生されて、クライマックス(2:40-2:44[注 4])に挿入されている。ジェフ曰く、「ぴったりハマった時は驚いた」。アルバムフェイス・ザ・ミュージックには多くの逆回転音源が使われており、これもその一環だったと思われる。この曲はオリジナルではフェードアウトして終わるが、コンサートでは発表当時から現在までこの部分をリフレインして終わっている。
- 同アルバムに収録されている「ファイアー・オン・ハイ」のイントロには、逆にこの曲のストリングスパートが追加されている。
- 2006年に発売されたベスト盤「All Over the World: The Very Best of Electric Light Orchestra」の二曲目[注 5]に収録された。
- 2006年に発売されたリマスター版フェイス・ザ・ミュージックのボーナストラックには、ストリングスをミックスする前の、後にカットされる4番も聴くことができる「Stripped Down Mix」が収録されている。前述の逆回転パートもまだ使われていない。ジェフ曰く「こちらの方が好きだ」。
- 2012年10月に、ジェフ・リンがELO時代の曲をセルフカバーした『Mr. Blue Sky: The Very Best of Electric Light Orchestra』が発表され、この曲はやはり二曲目に収録された。オリジナルの女声コーラスは彼の娘のローラが担当した。
脚注
注釈
出典
外部リンク
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