インヴィンシブル (ミサイル追跡艦)とは? わかりやすく解説

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インヴィンシブル (ミサイル追跡艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/17 22:27 UTC 版)

艦歴
発注: 1982年1月20日 (AGOS-10)
起工: 1986年5月2日
進水: 1986年11月8日
就役: 1987年1月30日
退役: 2021年12月15日[1]
性能諸元
排水量: 2,285トン
全長: 68.3m
全幅: 13.1m
吃水: 4.9m
機関: ディーゼル・エレクトリック
4機, 2軸,
32,000馬力
最大速: 11ノット
航続距離:
兵員: 士官、兵員 20名 民間技術者 18名
兵装: なし
航空機: なし

インヴィンシブル(USNS Invincible, T-AGM-24)はアメリカ海軍が運用しているミサイル追跡艦。大型レーダーを後部甲板に装備し、ミサイルロケットの軌道観測を行う。

概要

1987年の就役当初は、ストルワート級音響測定艦の10番艦(AGOS-10)として、曳航アレイを装備し音響測定艦任務に付けられていた。1995年に退役していたが、1999年からミサイル追跡艦への改装が開始された。改装はソナー設備を降ろし、コブラ・ジェミニ・レーダーを搭載するというものである。コブラ・ジェミニ・レーダーは後部甲板の球形のレドーム内に収容されている。改装後、2000年4月4日にT-AGM-24として再就役している。

コブラ・ジェミニ・レーダーは1998年に開発された大型レーダーである。捜索範囲は約2,000kmに及び、S-バンドとX-バンドの2つの周波数が使用可能である。インヴィンシブル自体は海上輸送司令部の所属であるが、コブラ・ジェミニ・レーダーはアメリカ空軍の要員が操作している。

母港は設定されておらず、北朝鮮の弾道ミサイル実験の監視のために、佐世保や横須賀に寄航することも多い。

外部リンク

  1. ^ 米ミサイル実験支援艦インヴィンシブルが退役”. 世界の艦船. 海人社 (2022年3月2日). 2024年8月18日閲覧。



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