イラワラとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > イラワラの意味・解説 

イラワラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 15:08 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Illawarra
ニューサウスウェールズ州
 イラワラ湖の日没。この地域の中心である。
Illawarra
座標 南緯34度50分 東経150度53分 / 南緯34.833度 東経150.883度 / -34.833; 150.883座標: 南緯34度50分 東経150度53分 / 南緯34.833度 東経150.883度 / -34.833; 150.883
人口 456,724(2011)
地域自治体 シティ・オブ・ウロンゴン、シティ・オブ・シェルハーバー、ミュニシパリティ・オブ・カイアマ、シティ・オブ・ショールヘイヴン
州選挙区 Wollongog、Kiera、Shellharbour、Heatcote、Kiama
代議院選出地区 Cunningham、Throsby、Gilmore

イラワラ地域(イラワラちいき、: Illawarra Region)は、オーストラリアニューサウスウェールズ州の地域名。シドニーの真南、サウス・コースト地域の北側に位置する。西側は、イラワラ断崖(en)と呼ばれる断崖が迫る。東側は、太平洋に面している。通常、シティ・オブ・ウロンゴンを中心とするウロンゴン都市圏と重複している地域である。


概要

地名の由来

「Illawarra」とは、アボリジニの言葉で、「5つの島」を意味する[1]

地理

イラワラ断崖

地形

この地域の平野部は、北部は狭く、南にいくにつれ広がる地形である。

地域の北部には、ロイヤル・ナショナル・パーク(en)が広がる。

地域の中央部には、イラワラ湖がある。

地域

地域行政区分

イラワラ地域には、以下の5つの地方公共団体(Local Government Area)で構成される。

経済

地域の産業の中心は、農業石炭の採掘、製鉄業である。

オーストラリア最大の鉄鋼メーカーであるブルースコープ・スチール(en)の製鉄所がポート・ケンブラにある。

ポート・ケンブラおよびウロンゴンは、この地域の工業の中心であったが、1990年代以降は、商業の比重も大きくなっている。

交通

イラワラ地域は、シドニーからは複数の公共交通機関が連結している。高速道路のサザン・フリーウェイとシティレールのサウス・コースト線である。また、西には高速道路のイラワラ・ハイウェイがつながると同時に、南には、プリンスズ・ハイウェイが延びる。アルビオン・パーク・レールには、イラワラ地域空港がある。

文化・名物

WINスタジアム

スポーツ

バスケットボール

イラワラ・ホークスは、1979年NBLが創設以降、この地域を代表するバスケットボールチームである。2001年シーズンには、タウンズヴィル・クロックスを破り、リーグチャンピオンになっている。

サッカー

ウロンゴン・ウルヴスオーストラリアン・ナショナルサッカーリーグに参加しているサッカークラブであった。ウルヴスは、2004年のAリーグのセレクションに選出されず、ウロンゴンFCとして、ニューサウスウェールズ・プレミアリーグに参加することとなった。ウロンゴンFCは2008年に破綻し、ウロンゴン・コミュニティFCがこれを継承した。

ラグビー

イラワラ地域には、イラワラ・スティーラーズ(en)というラグビーリーグのチームがあったこともある。1980年に結成されたスティーラーズは、1998年に、セント・ジョージ・イラワラ・ドラゴンズとなった。WINスタジアム(en)をホームスタジアムとしている。

脚注

  1. ^ Northern Illawarra”. NorthernIllawarra.com.au. 2007年3月22日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イラワラ」の関連用語

イラワラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イラワラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイラワラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS