イメージディセクタとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > イメージディセクタの意味・解説 

イメージディセクタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/21 01:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

イメージディセクタ英語: Image dissector)は最初期の撮像管

概要

1927年フィロ・ファーンズワースによって開発された。テレビの工程の最初の段階を担う部分であり、画質を左右する。

画像を全電子的な方法に変換する最初の素子だった。ファーンズワースは1930年アメリカ合衆国特許第1,773,980号を取得した[1]

構造は真空管の内部に仕事関数の小さい光電物質を塗布した膜を置き、そこに外部からレンズを通して画像を結像して光電物質に光が当たるとその強度に応じて光電効果によって光電子が放出され、それを走査して光電面の画像を時系列的な信号に変換する[1]

光電変換の効率が低く蓄積型ではなかったので感度が低かったために実用には供されなかった[1]

特許

脚注

  1. ^ a b c イメージディゼクタ ”. 2006年8月24日閲覧。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イメージディセクタ」の関連用語

イメージディセクタのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イメージディセクタのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイメージディセクタ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS