イグサ科とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > 被子植物の科 > イグサ科の意味・解説 

イグサ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 23:49 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
イグサ科
イグサのドイツ産基本変種
Juncus effusus
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: イネ目 Poales
: イグサ科 Juncaceae
学名
Juncaceae
Juss. (1789)

イグサ科(イグサか、Juncaceae)は単子葉植物の一つである。外見はイネ科に似ているが、小穂は作らない。

特徴

風媒花へと進化した植物で、は地味で目立たず、全体の姿はイネ科カヤツリグサ科に似ている。しかし、花は一つずつが独立していて、小穂のようなものを作らない。よく見れば、地味ながらも六枚の花びらに当たるものがあり、多くのものでは雄しべと雌しべがそろっている。最も有名なイグサ(イ、トウシンソウ)は、湿地性で葉がなく、茎だけが多数伸び、ヤマアラシを頭から泥に突っ込んだような姿のような株立ちになる。茎の先端に花を房のようにつけるが、花序のすぐ下につく苞が、茎の延長のような形になっており、見かけ上は茎の途中から横向きに花序が出たように見える。実際には、イネ科のような葉があって、茎を伸ばしてその先端に花をつける形のものが多い。

最も身近なものはイグサ属のイグサである。表などに使うため、水田で栽培される。

分類

外部リンク





固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からイグサ科を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からイグサ科を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からイグサ科 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イグサ科」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||


7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
100% |||||

イグサ科のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イグサ科のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイグサ科 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS