アレシボ天文台閉鎖の可能性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 23:13 UTC 版)
「SETI@home」の記事における「アレシボ天文台閉鎖の可能性」の解説
SETI@home プロジェクト開始時から処理を行っているデータはアレシボ天文台が観測した結果であり、同天文台は米国天文学電離層センターが運営し、コーネル大学の管理下にある。予算削減で同天文台は赤字に陥っている。 アメリカ国立科学財団はアレシボへの資金援助がなければ2011年に同天文台を閉鎖することになるとしている。そうなれば、SETI@homeへのデータ供給も止まる。 2012年、新たな運営体制で閉鎖の危機は免れたが、2017年には大幅な予算削減により再び閉鎖の可能性がでてきている。詳しくはアレシボ天文台を参照のこと。 最終的にボランティアコンピューティング休止まで、アレシボ天文台からのデータ収集は継続的に行うことができたが、グリーンバンク望遠鏡からもデータを取得していたため、アレシボ天文台の閉鎖が SETI@home プロジェクトの終了を意味するわけではなくなっていた。
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