アルボーシャス・タイガーとは? わかりやすく解説

アルボーシャス・タイガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 09:05 UTC 版)

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アルボーシャス・タイガー
基本情報
本名 ケスタティス・アルボーシャス
(Kestutis Arbocius)
通称 タイガー (Tiger)
国籍  リトアニア
生年月日 (1974-11-28) 1974年11月28日(45歳)
出身地 アリタス
所属 ラトビア士道館
→Vendetta
身長 185cm
体重 96kg
階級 ヘビー級パンクラス
バックボーン 空手キックボクシングブラジリアン柔術
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アルボーシャス・タイガーArbocius Tiger1974年11月28日 - )は、リトアニア男性空手家総合格闘家。アリタス出身。Vendetta所属。元ヘビー級キング・オブ・パンクラシスト

かつてはリングネームケステゥシャス・アルボーシャスとしていたが、2006年4月9日の金原弘光戦からアルボーシャス・タイガーに改めた。

左胸に虎のタトゥー、右腕には「士道館」と漢字のタトゥーを彫っている。

来歴

22歳で士道館に入門。その後、士道館ワールドオープントーナメントで1999、2000年に75kg級、2005年には90kg級を制覇。さらにIKBF全欧キックボクシング選手権においても優勝を収めた。

2004年12月21日、初参戦となったパンクラス渡辺大介と対戦し、判定勝ち。

2005年7月16日、「新・格闘技の祭典 2005」で行われたヘビー級トーナメントで優勝を果たした。このトーナメントはワールド士道館ルール(1Rフルコンタクト空手2分、2Rキックボクシング3分、3R総合格闘技5分という変則ルール)で行われた。かつて極真会館で「城西の虎」の異名をとった士道館館長・添野義二から「虎」の名を継承した。

2006年に行われたパンクラス第2代ヘビー級(-100kg)王者決定トーナメント1回戦で金原弘光、準決勝で三浦康彰、決勝でポアイ菅沼に勝利し優勝を果たし王座獲得に成功した。

2007年5月30日、水野竜也とのヘビー級キング・オブ・パンクラス初防衛戦が決定していたが、5月23日に怪我による欠場および王座返上が発表された[1]

2007年10月14日、タイガーのベルト返上後に王者となった第3代パンクラスヘビー級王者アスエリオ・シウバとのタイトルマッチが決定していたが、10月11日に日本に向かうための地元の空港に向かう途中に連絡があったのを最後に音信不通となり、最終的には13日に中止となった[2]。その後、12月になって無事が確認された[3]

戦績

総合格闘技

総合格闘技 戦績
14 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
8 5 1 2 0 0 0
5 0 3 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ポアイ菅沼 3R 0:34 TKO(ドクターストップ) PANCRASE 2006 BLOW TOUR
【ヘビー級王者決定トーナメント 決勝】
2006年8月27日
三浦康彰 1R 1:35 TKO(スタンドパンチ連打) PANCRASE 2006 BLOW TOUR
【ヘビー級王者決定トーナメント 準決勝】
2006年6月6日
金原弘光 5分2R終了 判定3-0 PANCRASE 2006 BLOW TOUR
【ヘビー級王者決定トーナメント 1回戦】
2006年4月9日
× 高橋義生 5分3R終了 判定0-2 PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年10月2日
× ヴァルダス・ポセビュチス 1R 3:02 チョークスリーパー Shooto Lithuania: Return 2005年6月9日
佐藤光芳 3R 4:59 KO(パウンド) PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年2月4日
渡辺大介 5分3R終了 判定3-0 PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年12月21日
パベル・ドルゴフ KO Bushido Rings 6: Dynamite 2002年12月14日
× ヴォルク・アターエフ 2R 2:58 フロントチョーク Bushido Rings 5: Shock 2002年11月9日
× ジム・シアボールド 1R 2:30 アームロック Ironheart Crown 2: Crusade
【ヘビー級トーナメント 決勝】
2000年11月4日
ロベルト・ラミレス 1R 3:17 ヒールホールド Ironheart Crown 2: Crusade
【ヘビー級トーナメント 1回戦】
2000年11月4日
× エギディユス・ギカラス 5R終了 判定(ポイント5-2) Knight of the Ring 1 1996年11月30日

ミックスルール

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
キム・ジェヨン 3R(2分/3分/5分) 判定3-0 新・格闘技の祭典 2005
【ヘビー級トーナメント 決勝】
2005年7月16日
昇竜 1R終了時 TKO(ドクターストップ) 新・格闘技の祭典 2005
【ヘビー級トーナメント 準決勝】
2005年7月16日
カルロス・トヨタ 2R 1:49 KO 新・格闘技の祭典 2005
【ヘビー級トーナメント 1回戦】
2005年7月16日

獲得タイトル

  • 新・格闘技の祭典2005 ワールド士道館ルール ヘビー級トーナメント 優勝(2005年)
  • 第2代ヘビー級キング・オブ・パンクラス王座(2006年)

脚注

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
高橋義生
第2代パンクラスヘビー級王者

2006年8月27日 - 2007年5月23日

空位
次タイトル獲得者
アスエリオ・シウバ




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