アッチラ【Attila】
読み方:あっちら
アッチラ
アッティラ
(アッチラ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 04:42 UTC 版)
アッティラ[注釈 1](アッチラ、Attila、406年? - 453年[2])は、フン族とその諸侯の王。中世ドイツの『ニーベルンゲンの歌』などの叙事詩にはエツェル(Etzel)の名で登場する。現在のロシア・東欧・ドイツを結ぶ大帝国を築き上げ、西方世界の「大王」を自称した。ローマ帝政末期に広がっていたキリスト教の信者からは、「神の災い」や「神の鞭」、「大進撃(The Great Ride)」と言われ恐れられた。
注釈
- ^ これはゴート族による呼称で、「父親(atta)」の縮小詞である[1]。
- ^ カール大帝が属するカロリング朝自身もアッティラの子孫を称している。一説に、カール大帝はアッティラの雲孫の曾孫(アッティラから数えて12代目)とされている。アッティラ - 名前不詳の娘(435年頃生誕) - エレムンド(父はアルダリック(474年没)) - アウストリグサ(490年頃生誕。夫はワッコ(490年 - 540年)) - ワルデラダ(525年 - 570年以降に没。夫はバイエルン王ガリバルド1世(525年 - 590年)) - ゲルトルデ(557年頃生誕。夫はユーグ(カルロマン)) - ピピン1世(大ピピン) - ベッガ(620年 - 693年) - ピピン2世(中ピピン) - カール・マルテル - ピピン3世(小ピピン) - カール大帝
出典
- ^ シュライバー(2001)、p.63
- ^ Attila Encyclopædia Britannica
- ^ アンビス(1973)、p.81
- ^ Howarth, Patrick (1995). Attila, King of the Huns. New York: Barnes & Noble Publishing. pp. 191-92
- ^ a b クローウェル(2009)、p.85
- ^ シュライバー(1977)、p.49
- ^ アンビス(1973)、p.66
- ^ アンビス(1973)、p.72
- ^ a b アンビス(1973)、p.73
- ^ Cawthorne, Nigel (2004). Military Commanders. Enchanted Lion Books. p. 41
- ^ クローウェル(2009)、p.55
- ^ Priscus of Panium: fragments from the Embassy to Attila
- ^ a b Jordanes. “Chapter 35: Attila the Hun”. The Goths. Translated by Charles Gaius Mierow
- ^ クローウェル(2009)、pp.62 f
- ^ クローウェル(2009)、p.60
- ^ アンビス(1973)、pp.83 f
- ^ シュライバー(1977)、pp.104-120
- ^ クローウェル(2009)、pp.60 f
- ^ アンビス(1973)、p.89
- ^ クローウェル(2009)、pp.63 f
- ^ アンビス(1973)、p.55
- ^ アンビス(1973)、p.65
- ^ アンビス(1973)、pp.67 f
- ^ アンビス(1973)、pp.97 f
- ^ アンビス(1973)、p.99
- ^ クローウェル(2009)、pp.56 f
- ^ アンビス(1973)、p.100
- ^ アンビス(1973)、p.101
- ^ en:J.B. Bury, The Invasion of Europe by the Barbarians, lecture IX (e-text)
- ^ The vitae are summarized in Thomas Hodgkin, Italy and Her Invaders (New York: Russell & Russell, 1967 reprint of the original 1880–89 edition), volume II pp. 128ff.
- ^ St. Lupus – Saints & Angels – Catholic Online
- ^ シュライバー(1977)、p.154
- ^ アンビス(1973)、p.112
- ^ トンプソン(1999)、pp.152 f
- ^ a b クローウェル(2009)、p.67
- ^ シュライバー(1977)、pp.194 f
- ^ アンビス(1973)、p.121
- ^ アンビス(1973)、pp.123 f
- ^ トンプソン(1999)、p.159
- ^ Pope St. Leo I (the Great)" in the 1913 Catholic Encyclopedia.
- ^ Medieval Sourcebook, Leo I and Attila
- ^ en:Chronicon Pictum
- ^ アンビス(1973)、p.124
- ^ リシェ(1974)、p.79
- ^ Thompson, The Huns, p. 164.
- ^ Man, Nigel (2006). Attila. Thomas Dunne Books. p. 264
- ^ en:Marcellinus Comes, Chronicon (e-text), quoted in Hector Munro Chadwick: The Heroic Age (London, en:Cambridge University Press, 1926), p. 39 n. 1.
- ^ Volsunga Saga, Chapter 39; Poetic Edda, Atlamol En Grönlenzku, The Greenland Ballad of Atli
- ^ Babcock, Michael A. The Night Attila Died: Solving the Murder of Attila the Hun, Berkley Books, 2005 ISBN 0-425-20272-0
- ^ アンビス(1973)、p.126
- ^ クローウェル(2009)、p.68
- ^ アンビス(1973)、pp.63 f
- ^ シュライバー(2001)、p.280
- 1 アッティラとは
- 2 アッティラの概要
- 3 登場作品
- 4 外部リンク
アッチラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 20:11 UTC 版)
「アップフェルラント物語」の記事における「アッチラ」の解説
体長2mほどのブラジル猫。アリアーナがブラジルで買い取り、以来行動を共にしアリアーナが唯一心を許せる相手となった。アリアーナと共にノルベルトに捕えられ地下室の檻の中に閉じ込められてしまう。その後、ノルベルトを食い殺し凶暴な本能が目覚めてしまい、街に出てドイツ兵を次々に食い殺し、フリーダをも食い殺そうとしたが、アリアーナによって射殺された。
※この「アッチラ」の解説は、「アップフェルラント物語」の解説の一部です。
「アッチラ」を含む「アップフェルラント物語」の記事については、「アップフェルラント物語」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- アッチラのページへのリンク