アエルバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 21:19 UTC 版)
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アエルバ | |||||||||||||||||||||
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シルバーキャット(Aerva javanica)
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Aerva | |||||||||||||||||||||
属 | |||||||||||||||||||||
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アエルバ(学名:Aerva)はヒユ科に含まれる植物の一つ。
特徴
樹高100㎝程度まで育つ低木。葉の付け根に付く花は白色で、アジアの南部 - 南西部に自生している。この花穂は、猫のしっぽと揶揄され、花期は10 - 12月である。日本では切り花で流通し、苗では流通することは少ない。花言葉には、「長続き」「持続」がある。これは、本種の花持ちの良さに由来している[1]。褪色しにくい性質を持つのでドライフラワーとしても利用される[2]。
栽培方法
本種は切り花で流通することが多く、根の付いた状態で流通する事は少ない[3]。
名称について

属名である Aerva は「アラビアの」を指すが、語源は不明である[4]。
下位分類
アエルバ属は6種が認められる。参考元はこちら。
- アエルバ・ジャヴァニカ
アエルバ属で最も著名な種。一般的にシルバーキャットと呼ばれるのは本種。種小名は「ジャワ原産の」という意味がある。シルバーキャットの他にカポックブッシュとも呼ばれる[4]。
- アエルバ・ラナータ
(Aerva lanata)
種小名は「羊毛の様な」という意味。英名からポルパラとも呼ばれる[4]。
- アエルバ・ウィーティー
(Aerva wightii)
- アエルバ・ヴィローサ
(Aerva villosa)
- アエルバ・マダガスシカ
(Aerva madagassica)
- アエルバ・ラディカンス
(Aerva radicans)
脚注
- ^ 華のいわや (2023年3月20日). “「シルバーキャット」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説”. 華のいわや. 2025年1月29日閲覧。
- ^ “『銀色の植物 シルバーキャット 』”. 花のおはなし. 2025年1月29日閲覧。
- ^ asunaro-flower (2019年11月9日). “シルバーキャットの魅力!押し花とドライフラワーにもオススメな花!”. はなめも。~花屋のメモ帳~. 2025年1月29日閲覧。
- ^ a b c “Aervaシルバーキャットsilver cat(アエルバ)”. kissdoroppu.web.fc2.com. 2025年1月29日閲覧。
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