みのこく

実用日本語表現辞典

巳の刻

読み方：みのこく

時刻の数え方で、現在の午前10時の前後2時間頃を指す語。24時間を十二支に割り当てたうちの第6番目。

（2011年11月26日更新）

デジタル大辞泉

み‐の‐こく【^×巳の刻】

読み方：みのこく

１ 昔の時刻の名。現在の午前10時ごろ。また、その前後の2時間。または、午前10時から正午までの2時間。みのとき。

２ 《1日の半ばである午(うま)の刻よりも前であるところから》事物のまだ新しいこと。また、そのもの。みのとき。

「緋縅(ひをどし)の鎧(よろひ)のまだ—なるを」〈太平記・七〉