べ式機関短銃とは? わかりやすく解説

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MP18

(べ式機関短銃 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 22:41 UTC 版)

MP18は、第一次世界大戦末期にドイツ帝国で開発された短機関銃である。1918年3月のドイツ軍春季大攻勢用の決戦兵器として製造された。第二次世界大戦頃までに登場した短機関銃の多くはMP18のデザインから強い影響を受けているため、短機関銃の祖形とされる[注 1]


注釈

  1. ^ MP18の出現以前にイタリアで発表されたビラール・ペロサM1915を世界初の短機関銃であるとする者もいる。M1915は拳銃弾を使用する自動火器ではあったものの、車載/航空機銃としての運用を想定しており、カービン銃風の銃床を取り付けた派生型は1918年まで発表されなかった。そのため、どちらを世界初の短機関銃であるとするかは研究者の間でも議論がある[1]
  2. ^ このIあるいは1は、MP28のIIあるいは11と同様、何を意味するのか定かではない[3][4]
  3. ^ 元々のGPKの要件では、クローズドボルトからの射撃が求められていた[2]

出典

  1. ^ a b c d e f g Frank Iannamico. “The M.P. 18,I: The First German Maschinepistole”. Smallarmsreview.com. 2022年5月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e Bergmann MP18,I”. Historical Firearms. 2022年5月22日閲覧。
  3. ^ Schmeisser’s MP-18,I – The First True Submachine Gun”. Forgotten Weapons. 2022年5月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e f Myrvang, Folke. “The Trench Sweeper”. Iron Cross (Warners Group Publications) (6): 104-110. ISSN 2632-4725. 
  5. ^ a b c d W.F. Owens. “Bergmann's MP-18,I: The World's First Submachine Gun?”. Smallarmsreview.com. 2022年5月22日閲覧。
  6. ^ a b c A Police SMG Upgrade: the MP-18 System Schmeisser”. Forgotten Weapons. 2022年5月30日閲覧。
  7. ^ a b SIG 1920 1930”. Modern Firearms. 2022年5月30日閲覧。
  8. ^ MACHINEPISTOLS, PART 1:”. JAEGER PLATOON: FINNISH ARMY 1918 - 1945 WEBSITE. 2022年5月30日閲覧。
  9. ^ a b Japanese Type 100 Submachine Gun”. SmallArmsReview.com. 2022年5月30日閲覧。
  10. ^ 兵器貸与の件 第1遣外艦隊司令部
  11. ^ 房第3838号 5.11.28 佐軍需兵第3402号第1遣外艦隊司令部に定数外消耗兵器供給の件
  12. ^ 自動短銃審査方の件
    注:この文書中では審査対象が「独逸製シマイサー自動短銃二八/二型(口径七.六二粍)」と記されている。
  13. ^ Tallinn Arsenal”. Modern Firearms. 2022年5月30日閲覧。
  14. ^ 不是“湯姆森”,更不是“司登”,抗戰時期中國軍隊的主力沖鋒槍到底是什麽?”. ZH中文網. 2022年5月30日閲覧。





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